2022年11月22日火曜日

比嘉愛未が語る! #つくたべドラマ の見どころとは? 夜ドラ「作りたい女と食べたい女」 |NHK_PR|NHKオンライン

比嘉愛未が語る! #つくたべドラマ の見どころとは? 夜ドラ「作りたい女と食べたい女」 |NHK_PR|NHKオンライン






比嘉愛未が語る! #つくたべドラマ の見どころとは?

夜ドラ「作りたい女と食べたい女」

"朝ドラ"ヒロイン比嘉愛未さんが、"夜ドラ"ヒロインとして帰ってきます!

毎朝放送している連続テレビ小説のように、15分という短い時間で楽しめる「夜ドラ」。11月29日スタートの新シリーズは、『作りたい女と食べたい女』(全10話)です。原作は、主要なマンガランキングで上位を飾り、SNSでも「つくたべ」として親しまれる『作りたい女と食べたい女』(ゆざきさかおみ・著)です。料理を「作る」ことが好きな女性と、「食べる」ことが好きな女性。彼女たちの日常や交流を通して、女性を取り巻く現実や女性同士の連帯、そして2人の間で育まれる恋愛を描く作品です。

それぞれが向き合う仕事、結婚、家族、そして恋と自分自身…。物語の中心には、2人が作りそして食べる、おいしそうな料理の数々が。平日の夜を彩る"夜ドラ"の15分間をお楽しみください。

<あらすじ>
料理が大好きだが、ひとり暮らしで少食のため、もっとたくさん作りたい! と日頃から感じていた野本さん(比嘉愛未)。ある日、職場でのストレスから、とても食べきれない料理をつい作ってしまう。思い浮かんだのは、同じマンションに住んでいる女性・春日さん(西野恵未)。思い切って声をかけてみたことから始まる、2人の交流。豪快な食べっぷりの春日さんと過ごすうち、野本さんは、自分が抱いている思いに気づいていく…。

主演・比嘉愛未さんインタビュー

──私なりに感じた世界観を表現

原作の漫画を読んだのは、このドラマのお話をいただいてからでした。最初のインスピレーションは、すごく穏やかで静かな2人の物語がおもしろく、しかし読み進めていくと、そのテーマの深さに驚きました。"野本さん"を通して描かれる、レズビアンや性的マイノリティについてのお話であり、同時に 「自分らしさとは」を描く点に共感できました。

また、とても人気のある漫画のドラマ化です。やるからには覚悟を持って、原作ファンの方々を裏切らないように、私なりに感じた2人の穏やかで心地よくて平和な世界観を表現出来たらいいなと思っています。

私が演じる野本ユキを紹介するとしたら、「とてもピュアな人」ですね。野本さんは、「普通って何?」と違和感をちゃんと持てる人なんですね。それってなかなかできないと思っていて、日本では義務教育の中で枠組みから外れてはいけないと勝手にインプットされているところがあると私自身は思っていて、その枠組みに疑問を抱けるってすごくピュアだと思うんです。

野本さんは、同じマンションに住む春日さんに出会ったことで、自分自身の生きがいや幸福感、最終的には彼女に対する好意に気づくのですが、段階を経てどんどん自分の気持ちを確立していくんですね。また、レズビアンだと気づけたときに、自分を肯定できる強さもあります。ピュアだからこその"誰にも止められない強さ"を感じられると思うので、彼女のセリフの端々にも注目してほしいですね。

──西野さんの漫画のような「かぷっ」に注目

今回、野本さんと物語を進めていく春日さんを演じるのは、お芝居が未経験のピアニスト・西野恵未さんです。西野さんの魅力は、野本さんと一緒で「こんなにピュアな人がいるんだ!」と思うほど、すがすがしいんですよね。一緒にいて安心感もあって、出会ってすぐに器の深さと広さを感じさせてくれました。さらに、ステキだなと思ったのは初日からで、お家での会話のシーンばかりを撮影する日があって、セリフ量もしっかりあったんですね。西野さんがそのときに言ったのが、「楽しい~!」でした。現場で飛び交う業界用語も新鮮だったらしく終始ワクワク、キラキラしていて。彼女といることで初心を思い返すことができたのは、私の中でも大きな出来事でした。

個人的な注目ポイントは、西野さん自身は口が小さいので、一生懸命食べている姿が愛おしいのと、料理を口に入れる瞬間、漫画みたいに「はふっ」「かぷっ」って言うんです。食べ方もきれいでおいしそうにほおばっている姿はもちろん、お芝居も堂々とされているので、放送が始まったらみなさん「この役者、誰?」となると思います!

──それぞれに受け取っていただけたら

物語の前半は、運命的な出会いがあって2人でごはんを食べる回数が増えていき、じわ~っと時系列とともにお互いの距離が近づいていくという感覚があると思うので、それを楽しんでいただきたいです。そこから、2人の穏やかな時間が流れていくので、ぜひ最後まで見届けてほしいですね。

このドラマは、こう見てほしいというのがなく、それぞれがどう受け取るかを楽しんでいただきたいなと思っています。私にとっては、自分らしさを自問させてくれるような"優しい教科書"だと思っています。見てくれる方にとってのそれぞれの正解を見つけてくれたらいいですし、共感する場所も人それぞれでいいと思っています。演者、スタッフ全員で、全身全霊で優しい空間作りをしました。たくさんの人たちに、それぞれの感性で受け取っていただけたらいいなと思っています。

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