比嘉愛未「人として、なんてカッコいいんだろうと…」 撮影中に憧れた三浦友和の〝しぐさ〟
映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」の記者会見が22日、名古屋市内で行われ、W主演の比嘉愛未(37)と三浦翔平(35)が出席した。
相続をめぐるさまざまな悲喜劇をベースに、親子の絆をハートフル&コミカルに描いた今作。中でも父・仙太郎(三浦友和)と、その父を拒絶してきた三女・遥海(比嘉)との関係性が見どころのひとつとなっている。その遥海が仙太郎と向き合う重要なシーンで、三浦友和のしぐさに比嘉は深い感銘を受けたという。
「私の感情が高まって、手が震えてしまったんです。監督がカットをかけてくださったんですけど、そのあと友和さんは何も言わずに私の手をぎゅっと握ってくださった。あの瞬間、本当に親子としてつながったと感じたし、大先輩である友和さんが、よくやったと言ってくださった気がしたんです。言葉ではなく手のぬくもりで伝えられるのは、人として、なんてカッコいいんだろうと。私もいつか後輩にそうできるようになりたいと感じました」
残念ながらカット後の話だが、どの場面で起きたのかは見れば必ずわかるはずだ。
また、三浦翔平は舞台である三重県の伊勢志摩で「環境問題」に気づかされたという。
作中では時価6億円という伝説の真珠の存在がほのめかされる。だが、現地では「そういう真珠は今後、日本ではできない」と教えられた。「さまざまな条件が整わないとできないんですが、まず餌となるプランクトンがない。人間が海を汚してしまっているんです」。今作はそういった問題提起も含んでいるといい「これからは海洋の問題も発信していかないといけない」と話す。
三浦は「成年後見制度」を考えさせる役柄。ともすれば重くなりがちなテーマをコミカルに落とし込めたのは、演出と三浦の演技によるところが大きい。
映画は10月6日から全国で公開予定。
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