2023年9月25日月曜日

比嘉愛未×三浦翔平 登壇!『親のお金は誰のもの 法定相続人』先行上映舞台挨拶REPORT | C2[シーツー]BLOG

比嘉愛未×三浦翔平 登壇!『親のお金は誰のもの 法定相続人』先行上映舞台挨拶REPORT | C2[シーツー]BLOG

比嘉愛未×三浦翔平 登壇!『親のお金は誰のもの 法定相続人』先行上映舞台挨拶REPORT

 本作の軸になるのは「相続」と「家族」。少子高齢化社会と言われる今だからこそ、向き合うべき制度である「成年後見制度」(2000年に発足)の問題を描きつつ、《時価 6 億円》の値打ちがある伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動を軸に進むのだが、、、予想外の連続に思わず「学び」、「笑い」、「涙する」真珠を巡るある家族の大騒動を描く。 ダブル主演を務めるのは、テレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する比嘉愛未と三浦翔平。比嘉は三重県伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親をもつ三人姉妹の三女・大亀遥海を、三浦翔平は認知症の疑いがある遥海の父親の成年後見人として大亀家に関わる弁護士・城島龍之介を演じている。他キャストには三人姉妹の父親・大亀仙太郎を三浦友和、母親の満代を石野真子、大亀家の長女・珠子を松岡依都美、次女・浜子を山﨑静代、弁護士の井坂を小手伸也、遥海の幼なじみ・雄太を浅利陽介、ブローカーの金増を田中要次といった個性豊かな俳優陣が脇を固め、物語に深みを与えている。メガホンを取るのは『利休にたずねよ』(13)、『海難 1890』(15)、『天外者』(20)などで知られる田中光敏監督。『利休にたずねよ』『海難 1890』『天外者』でタッグを組んだ脚本家の小松江里子と共に、"学びあ り""笑いあり""涙あり"のハートフル・エンターテインメント映画を完成させた。

  今回、9月22日(金)に、三重県・イオンシネマ津南にて先行上映会を開催、W 主演となる比嘉愛未と三浦翔平が登壇した。

REPORT

 映画の舞台である三重県での先行上映には、いち早く本作を目にしようと多くの映画ファンが集ま

り、温かな雰囲気に包まれた会場で、撮影時のエピソードや本作への思いを語った。

 映画上映後、大勢の観客で埋まった会場内から大きな歓声を受けながら登場した比嘉と三浦。冒頭では本日登壇の叶わなかった田中光敏監督からのビデオメッセージが披露された。撮影地への感謝とようやくお披露目となった喜びを表すとともに「本当に美しい英虞湾(あごわん)を舞台に家族の愛を描いた物語です。ぜひ楽しんでください。今日は駆けつけられなくてすみません。あとは主演の二人に任せます。」と登壇の二人へバトンを渡す形でスタートし た。

 上映後の舞台挨拶ということで、観客とシェアできる嬉しさから、とっておきの印象的な裏話として比嘉は、義理の父親役を演じた三浦友和との撮影秘話を紹介。親子の確執がある設定だったことから、撮影中に実はお互い距離をおいていたのだが、クライマックスのある重要なシーンの撮影で、感情が極まり、涙とともに手が震えてしまったことを告白。カットがかかり撮影を終えた後、そんな比嘉を目の前にいた三浦が何も言わずその手をそっと握ってくれたという。「親子の絆がつながった感覚と、役者としても先輩としても「よく頑張った!」と言ってくださったような・・・、そういう心の会話ができた瞬間があって、なんて素晴らしい役者さんなんだろう。」と本作に参加できたからこそ体験できた出来事とし、「私も今後役者人生を歩んでいく中で自分の後輩たちに向かって、心で向き合える人に、 手を差し伸べられる人になりたい。」と自身の目標とともに、「本当にかっこいい先輩です!」と大先輩を称えた。

 一方、三浦は客席に向かって聞きたいシーンを投げかけたところ、地元に住む観客から病院での迫力あるシーン について触れられ、演じた当時を振り返った。撮影時はいつもなら監督と世間話をするところ、このシーンではほと んど喋ることもなく集中して挑んだという。本番撮影前の段取りの際、感情が高ぶりすぎて、監督からもう少し抑えて欲しいというオーダーを受けたものの、いざ本番では抑えることができなかった三浦。「上がっちゃった、ごめんなさい!」と監督に伝えると、「いや、ちょっと待って。こっちの方が良いかもしれない。繋げて考えてみるね。」と言われて実際繋がったあとに、やっぱりファーストテイクが良かったとして採用されたというエピソードには大きな拍手が鳴り響いた。

 撮影地の景色で印象に残った場所の思い出を尋ねられると、三浦は、真珠を探しに行くシーンで約3時間かけて英虞湾をクルーザーで1周したことを話し、「すごくゆったりとした空気が流れ、綺麗な英虞湾をクルージングで見た景色が忘れられなく、とても印象深い思い出。」と語った。比嘉もそれには共感しながらも、自身がほぼ1ヶ月を過ご した伊勢志摩での生活では、ホテルから展望台まで走ってちょうど30分の距離を約3日に1回朝ランをしていたことを告白。「朝、誰もいない展望台から見る景色、穏やかな海、島々が連なる風景といったなんとも贅沢な時間が、癒しと同時に役づくりにもつながった。」と答えた。

 思い思いのエピソードを語る中、ここで嬉しいニュースを発表。いよいよ全国公開となる10月6日に、初日舞台挨拶の開催が決定し、会場を沸かせた。そして最後に、一足早く本作を鑑賞した観客に向けて、比嘉は「一人ひとりの今まで経験してきた価値観で良いです、あなたの心に何か刺さってくださっていれば、10月6日より全国に羽ばたい ていくためにぜひとも応援をいただけたら本当に嬉しいです。」と語り、続けて三浦も「この映画で受け取っていただいたものを10月6日の公開に向けて三重県の素晴らしさを皆さんで伝えていただけたら嬉しい。ご協力をお願いし ます!」と客席に呼びかけた。

『親のお金は誰のもの 法定相続人』

2023年10月6日(金)よりイオンシネマ名古屋茶屋ほかROADSHOW

公式サイト

STORY

東京のIT系外資企業に勤める大亀遥海(比嘉愛未)の元に、ある日、母・満代(石野真子)が亡くなったとの知らせが入る。遥海は父・仙太郎(三浦友和)との間に確執があり二度と故郷・伊勢志摩には戻らないつもりでいたが、母が生前に送ってきたハガキが気になり、母の通夜に出席するため久しぶりに帰省する。通夜会場の広間に集まった大亀家の長女・珠子(松岡依都美)、次女の浜子(山﨑静代)、遥海の三姉妹と父・仙太郎の前に、弁護士の城島龍之介(三浦翔平)が現れ、これからは仙太郎の成年後見人として大亀家の財産を管理すると告げた。珠子と浜子は仙太郎が認知症であることを家庭裁判所に申告しており、驚きを隠せない。管理業務にあたっていた龍之介は、やがて仙太郎が6億円の価値がある伝説の真珠を隠し持っていることを知り、真珠を売却すれば巨額の付加報酬を得られるため探し始める。父親の遺産を狙う珠子と浜子もまた真珠の存在を知り、龍之介よりも先に見つけようと必死に探し回っていく。一方遥海は、母を死に追いやった原因は真珠の養殖を手伝わせた父にあるとして恨みを募らせ……。

DATA

●監督:田中光敏 

●出演:比嘉愛未、三浦翔平、浅利陽介、小手伸也、山﨑静代、松岡依都美、田中要次、石野真子、三浦友和

●配給:イオンエンターテイメント=ギグリーボックス

(C)2022「法定相続人」製作委員会

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