2016年10月29日土曜日

写真ギャラリー石川五右衛門 公式サイトより

写真ギャラリー1【金曜8時のドラマ】石川五右衛門:テレビ東京


写真ギャラリー3│【金曜8時のドラマ】石川五右衛門:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/ishikawa_goemon/gallery/gallery03.html

2016年10月26日水曜日

20161025 首都圏ネットワーク


千住クレイジーボーイズ 20161025首都圏ネットワーク 

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161025/3734691_1003734691_m.jpg
足立区舞台のドラマ前に抱負 - NHK 首都圏 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161025/3734691.html
足立区舞台のドラマ前に抱負
10月25日 17時13分
足立区舞台のドラマ前に抱負
東京・足立区を舞台にしたNHKのドラマ「千住クレイジーボーイズ」の撮影が始まるのを前に、主人公とヒロインを演じる俳優らが抱負を語りました。

「千住クレイジーボーイズ」は足立区の千住のまちを舞台にしたNHKの「地域発のドラマ」で、人気が落ちた芸人がかつてコンビを組んでいた相方が暮らす千住に移り住み、温かな下町の住民とふれあう中で情熱を取り戻していくストーリーです。
25日は主人公の芸人を演じる塚本高史さんや小池徹平さん、それにヒロインを演じる比嘉愛未さんが撮影現場の足立区の銭湯を訪れ、27日から始まるドラマの撮影に向けた意気込みを語りました。
この中で塚本さんは「このまちにある人情をぼくらのフィルターを通して皆さんにお届けしたい。千住の人たちが誇りに思ってもらえるようなドラマ作りをしたいと思います」と話していました。
またヒロインを演じる比嘉さんは「千住の八百屋を訪れた際に店員の方の気さくさを感じました。地元の温かさや人情味のある雰囲気を作品にも生かせたらいいと思います」と話していました。
ドラマは来年2月にNHKのBSプレミアムで放送される予定です。

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2016年10月20日木曜日

20161020 ニュース - 比嘉愛未さん交え、レッツノートの20年を振り返ろ う:ITpro


ニュース - 比嘉愛未さん交え、レッツノートの20年を振り返ろう:ITpro
https://mobile.twitter.com/nikosun/status/789030744760791040/photo/1



ニュース - 比嘉愛未さん交え、レッツノートの20年を振り返ろう:ITpro

 2016年10月19日から10月21日にかけて東京ビッグサイトで開催している「ITpro EXPO 2016」。展示会場内アリーナでは、特別講演「モバイルワークスタイル 20年間の軌跡とこれから」と題したパネルディスカッションが開かれた。

展示会場内アリーナの特別講演「モバイルワークスタイル 20年間の軌跡とこれから」の様子
(写真撮影:新関 雅士、以下同じ)
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 パネリストには、モバイルデバイスのプロとして、パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部 東アジア営業統括部の向坂紀彦統括部長、モバイルデバイスのユーザー代表として、女優の比嘉愛未さんが登場。日経BPイノベーションICT研究所の中野淳上席研究員がモデレータとなり、今年で誕生20周年になるモバイルデバイス、「レッツノート」の歴史をたどった。

 500人ほどの定員であるアリーナは超満員。立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

20年の進化はユーザーの課題やニーズが源泉

 20年ほど前のモバイルパソコンは、重量が1.5kgでバッテリーの持ち時間は2時間程度だった。このころ、企業内でモバイルパソコンの利用が始まった。メーカー各社は、CPUやハードディスク、メモリーについてのスペックを競っていたが、2002年に入ると、軽量化に重点が置かれて1㎏を切る製品が登場する。

 軽量化は、社外で利用しやすくすることを狙ったものだが、同時に耐久性も求められるようになってきた。パナソニックの神戸工場を訪れ、落下試験や耐加圧試験などを間近で見学したことがある比嘉さん。「本当に壊れてしまうのではないかと不安だったが、問題なく稼働できる結果となり、わくわく感いっぱいで見学できた」と、振り返る。

 向坂統括部長によると2000年代にはいったころ、軽量化と長時間利用の2点を、レッツノートの強みとしてユーザーに訴求していたという。「モバイルユーザーが満員の通勤電車のなか持ち歩いたり、移動中に落としてしまったりすることが増えてきた。頑丈で長持ちするものがほしい、というニーズが増えてきたこともあり、耐久性も重視するようになった」と振り返る。2007年ごろまでには、100㎏重の圧力を加えたり、60㎝の高さから落下したりしても、問題なく利用し続けられるようにできたという。

パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部東アジア営業統括部の向坂紀彦統括部長はモバイルデバイスのプロとしてパネルに登壇
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 その後、モバイルデバイスには、性能の高さが求められるようになってくる。画像や動画などを扱うことが増えてきたからだ。比嘉さんも「インスタグラムで仕事やプライベートでの写真をアップしたり、動画サービスを通してヨガをやってみたりしている」という。

 モバイルデバイスでも、搭載するCPUに変化が現れる。それまで主流だった低電圧版のCPUから、標準電圧版(電源電圧がデスクトップ版と同じ)へと切り替わってきた。中野上席研究員は「小さいノートパソコンで大きな電力消費が増えてきた。そこから出てくる熱対策で、メーカーは、技術的な工夫を凝らし、乗り越えてきた」と、説明する。

 その後、2011年以降、タブレットやスマートフォンがビジネスパーソンの仕事を支えるようになった。モバイルデバイスもそれを受けて変貌を遂げる。向坂統括部長は「2012年、CF-AXシリーズという、タブレットとしてもノートPCとしても使いやすいハイブリッド製品を投入。1台で済ませられるようにした。この手軽さは引き続き好評を博している」と話す。このほか、光学式ドライブを搭載しながらも世界最軽量を達成したB5サイズのモバイルデバイスSZ6も世に送り出している。

 以上を踏まえて、中野上席研究員は、「モバイルデバイスは、ユーザーが直面している課題やニーズを解決することで、進化を遂げてきている」と、20年の歴史を締めくくった。

ユーザーはどんな観点でモバイルデバイスを選んでる?

 では、今のユーザーは、どんな観点でモバイルパソコンを選んでいるのか。比嘉さんは、「スマートフォンは、バッテリーが切れるととても困るので、予備の充電器も持ち歩いている。仕事でレッツノートを持ち歩いているが、バッテリーが長時間持つ点を重視している」と話す。これを受けて、中野上席研究員は、モバイルデバイスの利用者に対するアンケート調査の結果を示していった。

モバイルデバイスのユーザー代表としてパネルに登壇した女優の比嘉愛未さん
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 調査からは、モバイルパソコンを業務で利用しているユーザーの大半は、いつも持ち歩いていたり、1日1回は利用していたりしている。また週に20時間以上使っているユーザーが半数以上を占めた。比嘉さんのように、バッテリー切れが気がかりなユーザーは少なくないということが結果に表れている。

 またモバイルパソコンを利用している理由としては、業務効率化やペーパーレス化などが主だったものとして挙がった。「モバイルパソコンを社外で使っているユーザーの所属企業は、業績が良い傾向にあることもつかめている」と、中野上席研究員は明かした。

 さらに、中野上席研究員は、モバイルパソコンユーザーがどのメーカーのものを使っているのかや、使ってみての評価についても結果を公表。パナソニックのレッツノートは、利用割合や利用してみての満足度、軽さや故障しにくさなどで、トップの結果になった。一方、価格面では他社の評価が上回った。

 これを受けて、向坂統括部長は、「当社も価格について努力しているものの、お客様はよく見ていらっしゃる」と苦笑い。そのうえで、「ハードウエアの購入費用にとどまらず、その後、故障せずに長期間利用できることも重要。TCO(総保有コスト)をいかに削減していくのかも、企業のモバイルデバイス利用では大切だ」と、指摘する。

 この指摘を受けて、中野上席研究員は、企業のシステム担当者を対象にしたアンケート調査の結果を紹介。パソコンの故障で業務効率が低下したり、システム担当者自身が対応に追われたりすることなどが、大きく問題視されていることが分かった。

 さらに1度のパソコン故障での損失額も提示。データの復旧やシステム担当者の対応にかかるコストなどを積算したところ26万円を超えると分かった。「モバイルパソコンを利用する上で、TCOは大切な視点。ITは企業の競争力を高めるもの。その担い手がシステム担当者だ。彼らに戦略的な仕事に専念してもらうためにも、パソコンの故障対応に追われる状況は、企業として回避しなければならない」と、中野上席研究員は、強調した。

モデレータを務めた日経BPイノベーションICT研究所の中野淳上席研究員
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モバイル活用シーンは街中にも広がる

 パネルディスカッションも大詰め。話題は、電子マネーを含むモバイルITの活用シーンに移った。仕事でレッツノートを持ち歩いているという比嘉さん。「モバイルデバイスは個人情報があるので、なくしてしまうのは不安」と話す。向坂統括部長も「モバイルデバイスを使う際、大切なデータを保護する施策も重要だ」と応じた。パナソニックが提供しているパソコンの盗難紛失対策サービス「TRUSTDELETE Biz」ではパソコンの電源がオフでも、遠隔で起動して大事なデータを消去するなど、セキュリティの確保が図れるという。

 さらに向坂統括部長は、企業が在宅勤務制度を実施する際、モバイルパソコンの活用策について「ユーザーが日ごろ使っているパソコンを持ち出して使うのがよいと考えている。企業によっては、持ち出し用パソコンを用意しているケースがあるが、二重投資になり無駄だ。いざ使おうと思ってもセキュリティパッチを当てないと使えないといった煩雑さも出てきている」と、指摘した。

 パネルディスカッションの締めくくりで、中野上席研究員は、「モバイルパソコンは、ユーザーの声を受けて進化している。ユーザーはもっとメーカーに声をぶつけていくといい。その声が、新しい機能の追加やサービスの充実につながる」と指摘した。

 向坂統括部長は、「レッツノートはこれまでのお客様の声を踏まえて進化させてきた。これからも、ダントツのお客様密着度で、ダントツの商品力を維持し、モバイルワーカーの業務革新に貢献していきたい」と意気込みを語った。

 これを受けて比嘉さんは「レッツノートの歴史や関連サービスを振り返ることができて、ユーザーとしても誇りを持つことができた」とのコメント。「現在放映中の時代劇、『石川五右衛門』に出演しています。また来年1月には主演ドラマ、『本日は、お日柄もよく』もスタート。みなさん、ぜひ応援をよろしくお願いいたします」と、女優としてのアピールも忘れなかった。


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沖縄のべっぴんさんやー。比嘉愛未さん。 パナソニークのタフなノートのデモにて。 pic.twitter.com/Bg6Bkbwg10

出典:twitter.com

nikosun(太田裕己ൠ Hiromi Ohta)18:09



2016年10月8日土曜日

テレビ東京|〜新番組を現場検証〜 おじゃましま〜す |2016/10/07(金)02:05放 送 | TVでた蔵




#316 20160929 12:05
https://www.instagram.com/p/BK7JHKlBZtd/
higa_manami石川五右衛門
テレビ東京で10月14日夜8時からOA~📺✨
もうすぐだ~ワクワク💕
それにしても、今月は人前に立つのが多いなぁ~
明日はカノンの取材で再び富山へ🚄
1日は富山&金沢で舞台挨拶
2日は東京&横浜
みなさんに会えるのが楽しみ🎶
#石川五右衛門
#10月14日
#海老さま
#ブレてますw
https://scontent.cdninstagram.com/t51.2885-15/sh0.08/e35/14482885_1762110784068534_4751870645707472896_n.jpg
(市川海老蔵と比嘉愛未さん) 


#315


[新番組を現場検証] l おじゃましま~す - 16.10.06
https://youtu.be/0g5BhxV4SYs

2016年10月7日放送 2:05 - 2:35 テレビ東京
〜新番組を現場検証〜 おじゃましま〜す

(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(オープニング)
趣旨説明

金曜8時のドラマ 石川五右衛門」「勇者ヨシヒコと導かれし七人」「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」の知られざる裏側にカメラが侵入。

(金曜8時のドラマ 石川五右衛門)
「石川五右衛門」の完成披露試写会に直撃

丸の内ピカデリー2で「金曜8時のドラマ 石川五右衛門」第1話の完成披露試写会が行われた。連続ドラマの試写会が映画館で行われるのは異例だという。舞台あいさつには、主演の市川海老蔵をはじめ、豪華出演陣が勢揃い。西野志海アナウンサーが市川海老蔵らを直撃した。市川海老蔵は「光栄に思うが、なんでテレビで試写会があるのか素朴なギモン。できれば今すぐ帰りたい」と笑いを誘った。

丸の内ピカデリー2金曜8時のドラマ 石川五右衛門

(金曜8時のドラマ 石川五右衛門)
ドラマ 石川五右衛門の見所は?

さらに「ドラマ自体がかぶいている」と話す市川に、國村隼は「レトロでポップ」と話した。比嘉愛未は「時代劇だがファンタジーのような不思議な作品になっている」と語った。最新の映像技術と歌舞伎の艶やかさがふんだんに生かされているという。

金曜8時のドラマ 石川五右衛門

(金曜8時のドラマ 石川五右衛門)
三人の中で一番かぶいているのは?

「三人の中で一番かぶいている人は誰か」という質問に、國村と比嘉は迷いなく市川海老蔵を指す。市川海老蔵本人も「出来レースすぎる」と指摘した。

金曜8時のドラマ 石川五右衛門

(金曜8時のドラマ 石川五右衛門)
前野朋哉の舞台裏に密着

金曜8時のドラマ 石川五右衛門」の舞台あいさつを前にリラックスムードの市川海老蔵ら3人。一方、ことし携帯会社のCMで一寸法師役を演じて注目を浴びる前野朋哉は緊張している様子。作中では博打好きの情報屋として出演しているが、今回の舞台あいさつにはサプライズゲストとして登場し、会場を盛り上げる役割を授かっていた。そして、風呂桶に入った番組特製チョコレートを客席にプレゼントするという。前野は「がっかりされるパターンも…」と終始、不安がっていた。試写会会場では、市川海老蔵らが登壇していた。

金曜8時のドラマ 石川五右衛門

会場へ移動する前野は、車内で市川海老蔵について話す。前野は痔で、それを市川海老蔵に伝えてしまったことから「カンチョーされるようになった」と明かした。会場へ到着した前野は緊張した様子を見せるが、壇上の市川海老蔵は「アホっぽい人はいた。auのCMに出ている、とってもかわいい、NGを立て続けに出すという技を持っている」と前野の話題で会場を盛り上げていた。さらに市川海老蔵は、撮影の休憩中に前野と山田純大の3人で嵐山を徘徊しているが、山田はまげをつけていたり前野は白塗りだったりして周囲のリアクションを見るのが楽しかったと話す。すると、國村は「この人の指示だと思う」と指摘した。自分の話題で盛り上がる会場に、緊張の面持ちで突入した前野。突然の登場に、市川海老蔵は「眉毛だけ足してくるのやめろよ。最近auのCM出てねーじゃねーか」と、空気を和ませた。最後は、市川海老蔵の音頭でヒット祈願の五右衛門グッズのプレゼントが行われ、サプライズは成功した。

エーユー(携帯電話)テルマエ・ロマエ丸の内ピカデリー2山田純大嵐山金曜8時のドラマ 石川五右衛門

(金曜8時のドラマ 石川五右衛門)
歌舞伎通が教える! 石川五右衛門のココを観ろ!

歌舞伎に関する本も出版しているジャーナリスト・生島淳が、「金曜8時のドラマ 石川五右衛門」第1話の見どころを分かりやすく解説する。生島の挙げる見どころは「見得」。歌舞伎役者が感情の高まりなどを表現するために演技の途中で一瞬、絵画的なポーズを作って静止する演技。見得の演技をすることを「見得を切る」といい、実際の歌舞伎では拍手が巻き起こる見せ場の一つだが、中でも海老蔵の見得は「力感溢れる」もので、舞台の3階まで唸り声が聞こえる特別なものだという。それが、ドラマ版でも生かされていて、テレビドラマで見得が見られるのは貴重だという。

中村勘三郎物語 継がれゆく情熱と家族の絆金曜8時のドラマ 石川五右衛門
  • 2016年10月7日金曜日

    20160929 『カノン』比嘉愛未×ミムラ×佐々木希インタビュー | 映画/DVD/海外 ドラマ | MOVIE Collection [ムビコレ]

    比嘉愛未×ミムラ×佐々木希、アラサー女優3人による女子会的トーク炸裂!/映画『カノン』インタビュー
    https://youtu.be/VE1whGCYsmQ 

      





    『カノン』比嘉愛未×ミムラ×佐々木希インタビュー | 映画/DVD/海外ドラマ | MOVIE Collection [ムビコレ]
    http://www.moviecollection.jp/interview_new/detail.html?id=622

    インタビュー

    ツッコミ担当に物知り博士、アラサー3姉妹の賑やか対談


    『カノン』比嘉愛未×ミムラ×佐々木希インタビュー
    感情の在り方がすごく難しかった(比嘉)

    左からミムラ、比嘉愛未、佐々木希
    東京と北陸を舞台にした『カノン』。3姉妹が、死んだと聞かされていた母が生きていたと知り、自分を見つめ直していく家族ドラマだ。

    トラウマから結婚に踏み切れない次女・藍に比嘉愛未、モラルハラスメントに遭う長女・紫(ゆかり)にミムラ、かつての母と同じアルコール依存症に苦しむ三女・茜に佐々木希が扮して初共演。姉妹になり切った3人が、アルコール性認知症の母を演じた鈴木保奈美のことも含め、作品を振り返り、互いを語り合った。


    ──初共演ですね。3姉妹に全く違和感がありませんでした。

    比嘉:嬉しい! 共演できてすごく嬉しかったです。どういう姉妹像になるのかなと緊張もしましたが、会った瞬間に大丈夫だと思えました。

    ミムラ:本当ね。

    佐々木:自分だけじゃないっていう思いが持てました。

    『カノン』
    2010年10月1日より全国公開
    (C)2016「カノン」製作委員会
    ──台本を読まれたときの感想と、役柄について聞かせてください。

    佐々木:それぞれに重いテーマを抱えている物語です。私の演じた茜は、アルコール依存症という母親と同じ立場、同じ悩みを抱えてしまっていて、大嫌いな母親と同じだということがイヤで、そこから逃げるためにまたお酒を飲んでしまう。負のループというか。そうした葛藤がとても辛かったのですが、最終的には温かな気持ちになれる作品だと思いました。

    ミムラ:チャレンジングな作品です。日々ニュースにあがるような社会問題が、こんなに盛り込んで大丈夫かしらというくらい入っている。おもしろいと感じたのと同時に、これを映像として説明しようとしたとき、重たすぎないか、情報過多すぎないか、とてもバランスが難しいので、監督にご相談しながら助けていただこうと思いました。紫はモラルハラスメントに遭っている妻ですが、娘という立場だけでなく、自分自身も母。ふたりのキャラクターとは違う部分を担っているので、そこは大事にしたいと思いました。

    比嘉:台本を読んだ時、正直、読み進めるのが辛くなるくらいに複雑でディープな題材で、演じられるかという不安がありました。でもそれぞれが抱えている傷、痛みを一歩乗り越えたあとの、強さ、未来を感じる素敵な映画になったと思います。ただ藍は3姉妹の次女で、モラハラとかアルコール依存症といった明確にこれという問題はなくて。

    ミムラ:名前のつかないトラウマっていうのも重いよね。

    比嘉:本当に。次女という立場も。私自身も3人兄弟ですが、長女なので、真ん中の立場はどうなんだろうといろんな人に話を聞きました。すると、挟まれている分、どこか客観的に物事を見たり、自分を出せない性格の人が多かった。だから物語を引っ張っていく役どころでありながら、感情の在り方がすごく難しかったです。

    ミムラ:悩んでたよね。紫や茜は自分で完結していく部分が大きいけれど、藍は中心にいて、説明的な部分も担いながら、自分の感情も考えなければいけない。

    比嘉:そうなんです。抑えながらも進めていかなきゃいけないというのが初めての役作りで。結構悩みましたが、監督に相談したら、悩んだり苦しんでいる姿が藍そのものなんじゃないかとおっしゃってくださって。すごくほっとして。もやもやした気持ちのままぶつかっていこうと思えました。

    (2016/09/29)


    【関連記事】

    まったく気取りのないふたりです(ミムラ)
    比嘉愛未
    ──テーマは重いですが、3姉妹が集まれば賑やかそうです。現場の雰囲気はいかがでしたか?

    比嘉:いい意味でそれぞれマイペースなんです。だから誰かが頑張って引っ張らなきゃとか、ひとりだけツンケンしてるとかいったことがなくて、それぞれが心地いい時間を持っているからこそ、ずっと一緒にいられました。

    佐々木:話すときはすごく話すけど、話さなくても平気。

    ミムラ:一緒にお弁当を食べたり、台本のことをざっくばらんにお話しもしたね。

    比嘉:そう。いろんな話をして。それこそプライベートの話も。一緒に時間を共有できたことが、役作りに活かせた。それは地方ロケでずっと一緒にいられたからこそかもしれません。

    ミムラ
    ──共演してみて「こんな面があるんだ!」と思ったりしましたか?

    比嘉:ミムラさんは長女気質というか、私たちは博士と呼んでたんですけど(笑)。本当に物知りなんです。

    ミムラ:私そんなに薀蓄垂れてたのかな、ごめんね(苦笑)。

    佐々木:いやいや、すごく楽しくて、こちらがいろいろ聞いてしまったので。

    ミムラ:私からすると、それは末っ子気質からの甘えからなんですよ。昔から色んなことを覚えてお姉ちゃんたちに話すのがクセだったの。

    比嘉:そうなんだ! 尊敬できる部分がたくさんあるので、素直にお姉ちゃんっ!と思えました。のんちゃん(佐々木)は天真爛漫で、甘え上手。本当にかわいくて。

    佐々木希

    佐々木:いやー、比嘉さんもすごく面倒見のいいお兄…、あ、お姉ちゃん。

    比嘉:お姉ちゃんですよ。女ですからね。あ、どっちかっていうと、私はツッコミ担当だったかもしれないです(笑)。

    ミムラ:まったく気取りのないふたりなので。こうして希ちゃんがぽけっとしたことを言うと、比嘉ちゃんが突っ込んで(笑)。

    比嘉:それを微笑ましく見てくれているミムラさん(笑)。

    ミムラ:でも比嘉ちゃんが座長さんとして引っ張ってくれていたから、そこに甘えられました。

    佐々木:本当に助かりました。

    (2016/09/29)




    思い出の曲「カノン」を聴くと、今でもキュンっとなります(佐々木)
    『カノン』
    (C)2016「カノン」製作委員会
    ──今回の作品を見る人は、母親役の鈴木保奈美さんの姿(アルコール性認知症)にビックリすると思います。現場でも距離を取られていたのですか?

    比嘉:そうですね。正直な話、現場ではご挨拶しかしてないです。それくらい役作りをされていて。私たちはその姿を見て、いい緊張感の中で母に対峙することができました。

    ミムラ:私は保奈美さんとは以前共演したことがあって、すごくフランクに接してくださる方だというのを知っていたので、そのギャップに、余計にお母さんの抱えている闇を感じました。希ちゃんは、最初どうしよう!ってなってたよね。

    佐々木:ほんとに。でも有難かったです。

    ミムラ:作中には女性の生きざまがいろいろ描かれていますが、私たちからすると、保奈美さんや、先輩方の後ろ姿から感じる部分がたくさんありました。

    比嘉:それぞれの生き方が重なって出ていることですしね。私たちもいつかそうなれたらいいね、かっこいいねって話してました。

    佐々木:ですね。

    ──タイトルにもなっている『カノン』が思い出の曲として登場します。思い入れのある曲を教えてください。

    比嘉:私はいつも挫けそうになったとき、自分を励ましたいときに聴くのは、小田和正さんの「ダイジョウブ」という曲です。私が初めてドラマ主演させていただいた朝ドラ『どんど晴れ』の主題歌で、小田さんが私にあてて書いてくださった歌詞なんです。

    ミムラ&佐々木:わー、すごい! ステキ!

    佐々木:私は高橋優さんの「泣ぐ子はいねが」です。全部秋田弁で、秋田のいいところや県民性なんかを歌ってるんです(佐々木も高橋も秋田出身)。それを生で聴いてみたいです。

    ミムラ:私は音楽というか、断片的なBGMで、日曜日の夕方に散歩をしていて、日曜おなじみのテレビ番組の音が聞こえてくると、家族団らんとか小さいころのことを思い出して、胸がキュンとしますね。

    比嘉&佐々木:あー、わかる

    佐々木:昔、母親に電話すると、必ず「カノン」の保留音が流れてたんです。

    比嘉&ミムラ:え~!

    佐々木:だから「カノン」を聴くとキュンっとなります。


    (text&photo:望月ふみ)



    比嘉愛未
    ひが・まなみ

    1986年生まれ、沖縄県出身。『ニライカナイからの手紙』(05年)で女優デビューし、07年にNHK連続テレビ小説『どんど晴れ』のヒロイン役に抜擢された。おもな出演作ドラマは『コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』シリーズ(08年-10年)、『天地人』(09年)、『マルモのおきて』(11年)、『ハンチョウ~警視庁安積班~』シリーズ(12年-13年)、映画は『僕等がいた』(12年)、『飛べ!ダコタ』(13)など。

    ミムラ
    みむら

    1984年生まれ、埼玉県出身。03年にドラマ『ビギナー』で主演デビュー。書評やエッセイなど執筆業でも評価を得ている。主な出演作ドラマは『めだか』(04年)、『いま、会いにゆきます』(05年)、『斉藤さん』(08年)、『梅ちゃん先生』(12年)、『トットてれび』(16年)。映画は『サイドカーに犬』(07年)、『落語娘』(08年)、『天国からのエール』(11年)、『わが母の記』(12年)、『後妻業の女』(16年)など。

    佐々木希
    ささき・のぞみ

    1988年生まれ、秋田県出身。モデルとして活躍しながら、08年に『ハンサム★スーツ』で女優デビュー。『天使の恋』(09年)で映画初主演を飾った。主な出演作ドラマは『土俵ガール!』(10年)、『ファースト・クラス』(14年)、映画は『アフロ田中』(12年)、『風俗行ったら人生変わったwww』(13年)、『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』(15年)、『星ガ丘ワンダーランド』(16年)など。

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