2021年9月17日金曜日

乙女ゲームへの情熱を失った泉美…苦悩する彼女が下した決断とは!? - フジテレビュー!!

乙女ゲームへの情熱を失った泉美…苦悩する彼女が下した決断とは!? - フジテレビュー!!

乙女ゲームへの情熱を失った泉美…苦悩する彼女が下した決断とは!?

9月16日(木)放送『推しの王子様』第10話

『推しの王子様』第10話完全版

「ペガサス・インク」社長の泉美(比嘉愛未)は、「ラブ・マイ・ペガサス」のサービス終了という条件を飲み、十(船越英一郎)率いる大手アウトドア・メーカー「ランタン・ホールディングス」の傘下に入った。ペガサスにはランタン側からやってきた小島(竹森千人)が統括部長として加わり、企画開発に関わることに。また、オフィスも近日中にランタン本社内へ移すことになっていた。

みんなにとって酷な選択をしたのではないかという思いもあった泉美は、光井(ディーン・フジオカ)にその不安な気持ちを打ち明けた。光井は、スタッフの企画を実現させるためなのだからみんなにとっても良い話だ、と言って泉美を励ますと、門出を祝ってパーティをしようと提案する。

泉美たちは、今まで使ってきたオフィスでパーティを開いた。思い出話に花を咲かせる一同。その際、仲睦まじい様子の光井と泉美を見つめていたのは航(渡邊圭祐)、そして有栖川(瀬戸利樹)だった。

帰り道、有栖川は、泉美と光井が付き合い始めたようだ、と航に伝えた。有栖川は、このままでいいのか、と航から問われるが、光井に自分の気持ちを伝えるつもりはないという。好きな人を困らせたくない、というのだ。今も泉美への思いを捨てきれない航は、杏奈(白石聖)に会いに行くが、気持ちは消化しきれず…。

1週間後、泉美たちは新しいオフィスに移る。十蔵も交えた企画会議の席で、小島は、有栖川、芽衣(徳永えり)、そして航が提出したゲーム企画を進めたい、とスタッフに伝える。

その席で十蔵は、モバイル・ゲームだけでなく、家庭用ゲーム機でプレイできるコンシューマーゲームも作りたい、と提案。その第1弾として候補にあがったのは、航が企画した「銀河のラビリンス」だった。

そんな中、泉美たちは、ランタンの第一営業部部長の野島(永山たけし)からタイアップ企画を持ちかけられる。富岡パンとタイアップが取れたので、「恋する森の中へ」を使ったミニゲームを制作してほしいというのだ。ゲームの世界観を壊さないためにいままではタイアップを断ってきた泉美たちだったが、この先の新作ゲームのために、と自分たちを納得させて、タイアップ企画をまとめた。

だが、野島は、スポンサーの意向として、商品を目立たたせることや、スポンサーの社長夫人がファンだという声優の起用も要求し、光井たちを困惑させる。

泉美を呼び出した十蔵は、コンシューマーゲームの件は大手のESCエンターテインメントに持ちかけたことを告げる。それは、泉美自身も理想的だと思う提案だった。しかも先方は、「ラブ・マイ・ペガサス」を大ヒットさせた泉美にも興味を持ち、プレゼンに来てほしいと言ってきたらしい。十蔵は、泉美と航、小島の3人で話を決めてきてほしいと告げると、必ず成功させるよう念を押した。

航から最終版の企画書をもらった泉美は、その内容をチェックする。いつも即断即決で物事を決めていたが、ここ最近は乙女ゲームのどこが好きだったのかもわからなくなり、何か正解なのかと悩む泉美。

そこに、光井から富岡パンとのタイアップ企画に関して、トップ画面の画像が届く。泉美は、そこで初めて、光井たちがスポンサーの意向をゲームに落とし込む作業に苦労していたことを知る。光井は、そんな泉美に、大丈夫だからプレゼンに集中してほしいと告げた。

2日後、泉美は、航、小島とともにESC社を訪れ、「銀河のラビリンス」をプレゼンする。その席で泉美は、コンシューマーゲームで乙女ゲームをどう展開していくつもりか、と意見を求められた。だが、なぜか言葉に詰まってしまう泉美。

プレゼン後、ESC社を出た小島は、「まさか日高社長がぶち壊すとはね」と、泉美に怒りをぶつけた。

泉美は、チャンスを潰してしまったことを航に謝ると、今日は帰ると言って去っていく。航は、困惑しながらも会社に戻ろうとするが、どうしても泉美のことが気になり、後を追った。すると泉美は、貧血を起こしたのか、道端でしゃがみ込んでいた。

航は、泉美を自宅まで送り届けると、光井に電話し、体調を崩した泉美を送り届けた、と留守番電話のメッセージに残した。それからしばらくして、泉美の部屋を出て会社に戻ろうとした航は、マンションの前で光井と出会う。航は、どうしてあんなになるまで泉美を放っておいたのか、と光井を責め…。

別の日、プレゼンの報告を受けた十蔵は、泉美を呼び出し、失望したと言い放つ。続けて十蔵は、泉美の一番の武器だった情熱が消えようとしているなら、おのずと答えは出ている、と告げた。

あくる日、仕事をしていたスタッフたちの前にやってきた泉美は、会社を辞める、とみんなに告げて去っていく。

光井は、泉美を追いかけ、気持ちを切り替えて次に進もう、と励ました。しかし泉美は、もう乙女ゲームに情熱を持てない、という。泉美は、自分も一緒に辞めて泉美を支える、という光井に、みんなを支えてほしい、と頼んだ。「私たち、付き合うべきじゃなかったんだと思う」。泉美は、そう言って光井に別れを告げる。

航は、会社を飛び出し、泉美のマンションへと向かった。しかし、そこにはもう泉美の姿はなく……。

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