パナソニックは1月25日、モバイルPC「Let's note(レッツノート)」の2018年春モデルとなる「SV7」シリーズを発表した。光学ドライブ内蔵の12.1型ノートPCで、クアッドコアCPUを搭載しながら、最軽量モデルで重量約999gと軽量に仕上げた。市場想定価格は税別で22万5000円。そのほか、従来から販売する「XZ6」「RZ6」「LX6」シリーズも、Windows 10の最新バージョンを搭載し新型番に刷新した。いずれの機種も2月16日から販売を開始する。  

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新製品を発表するパナソニック コネクティッドソリューションズ社の坂元寛明常務と、
Let's noteのCMキャラクターを務める比嘉愛未さん

 働き方改革の機運が高まっていることから、場所を選ばずより快適に仕事ができるよう、PCとしての基本性能を向上させた。12.1型・1kg前後というサイズは現行の「SZ6」シリーズと共通だが、コア数が倍の4コアに増えた第8世代Coreプロセッサには従来の設計では対応できないことから、内部の部品レイアウトや放熱機構を新たにつくり直した。パナソニックでは、同社の13年秋冬モデルと比較して約2.4倍の処理速度になったとしている。