“12型着脱式2in1「XZ6」はレッツノート20周年を記念した集大成” ~パナソニック、レッツノート2017年春モデル発表会を開催 - PC Watch
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“12型着脱式2in1「XZ6」はレッツノート20周年を記念した集大成”
~パナソニック、レッツノート2017年春モデル発表会を開催
2017年1月12日 20:10
パナソニック株式会社は、モバイルPC「レッツノート」の個人/法人向け2017年春モデル4製品を発表した。
春モデルとして投入されるのは、レッツノート初の着脱式2in1 PC「XZ6」のほか、12.1型ノートPC「SZ6」、360度回転ヒンジ搭載の10.1型2in1「RZ6」、14型ノートPC「LX6」の全4製品。
同社は都内にて「パナソニック『新・レッツノート』発表会」と題した製品発表会を開催し、本稿では発表会の模様をお届けする。各製品の詳細については、既報(1、2)を参照されたい。
まず発表会に登壇したのはパナソニック株式会社 AVCネットワーク社常務 ITプロダクツ事業部 事業部長の坂元寛明氏で、挨拶および新製品コンセプトが発表された。
坂元氏は、2016年は「レッツノート」ブランド20周年を迎え、国内PC過去最高販売を記録し、モバイルPCシェアも上昇。北米でも回復し、好調に推移したと説明。
また“次の20年”を見据え、4月よりAVCネットワークス社を「コネクティッドソリューションズ社」に、ITプロダクツ事業部を「モバイルソリューションズ事業部」に組織名を改称することを発表し、よりB2Bにシフトし、ハードビジネスからソリューションビジネスへの展開を目指すとした。
坂元氏は、今回投入するレッツノート初の着脱式2in1 PC「CF-XZ6」は、構想段階から含めれば発表まで2年を費やした製品であり、レッツノート20周年を記念した集大成とも言えるモデルだとアピール。タブレットの普及やワークスタイル改革といった市場背景に加えて、「MX/RZ」シリーズユーザーからの要望に応えた製品であるとした。
ターゲットとしてはマスコミや教育に加えて、製薬やSIer・コンサルタント、保険などを想定しており、商談やミーティング、プレゼンテーションなど、各業界への役立ちの場を拡げていくと説明。XZ6の投入を皮切りに、法人モバイルPC市場において、着脱式PCシェア35%を目指すとした。
製品の解説には、同社同事業部 プロジェクトリーダーの西本泰昌氏が登壇。
レッツノート初となる着脱式2in1のXZ6は、12型タブレットPCとして世界最軽量であると共に、タブレット部単体でも世界最軽量を達成したと軽量さをアピール。
加えて、2mmストロークのキーボードやホイールパッドの搭載、キーボードベースと合わせ9~15時間というバッテリ駆動時間、レッツノート伝統の高耐久性、LTE対応、第7世代Coreプロセッサの搭載など、ノートPCとしても妥協のない操作性と機能を備えているとした。
直販および法人向けモデルでは、背面カメラのやCore vProプロセッサの搭載、大容量バッテリやカラー天板などのオプションも用意する。
質疑応答では、坂元氏は、使用シーンとして、複数の事業所にキーボードベースだけを設置し、タブレット部を持ち歩いて事業所で接続するといったことも考えていると述べ、オフィスと自宅にそれぞれ設置するなどの需要を鑑みて、個人向けにもキーボードベース単体での販売を検討しているとした。
ゲストとして、インテル株式会社 代表取締役社長の江田真紀子氏も登壇。今回発表されたレッツノート新製品にも搭載されている、第7世代Core/Core vProプロセッサについて言及し、「妥協を許さないビジネス向けプロセッサ」であるとアピールした。
次いで、製薬企業向けのソリューションを提供する株式会社イットアップ セールス&マーケティング部部長 小坂信太氏が登壇し、製薬企業で営業を担っている医薬情報担当者(MR)の世界では、現在所持デバイスの統合による業務効率化が進められており、結果としてWindowsタブレットの採用が増えていると説明。
同社ではパナソニックと協力し、開発段階のXZ6と組み合わせ製薬会社に持ち込んだところ、ポジティブな反応を得られ、既にXZ6の本採用を検討ししている企業もあると述べた。
発表会後半には、2016年から引き続き宣伝キャラクターを務める、女優の比嘉愛未さんも登壇し、トレインビジョンなどで放映予定のプロモーション映像も披露した。
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