2015年12月6日日曜日

20150515 北日本新聞



「撮影が始まって1ヵ月。毎日が濃厚過ぎて、忘れられない時間」と語る比嘉愛未=東京都港区

複雑な思い 悩みながら

 離婚した元夫婦が、互いに再婚相手を紹介しながら結婚の在り方
を模索するドラマ「恋愛時代」(KNB、木曜午後11時59分)。民放
連続ドラマ初主演の比嘉愛未は「愛情の形はいろいろあるけど、今回は本当
に特殊。初めての恋愛ドラマで、これだけ葛藤、没頭できる作品に
出合えて幸せ」と頬を緩める。
 1年半の結婚生活に終止符を打った、衛藤はる(比嘉)。元夫の
早勢理一郎(清島真之介)とは、今も好きに言い合う間柄。ささい
な口論から、再婚相手を紹介し合うことに。それぞれの知人や同級
生とデートを重ねていく2人だが…。

 離婚がテーマで「終わってから始まる恋」。「結婚とは何か、人
間は大人になっても悩んで葛藤して学んでいくものか」と痛感して
いるという。ワンシーンごとに「さみしさもあり、意地もあり。一言
で表現できない感情があって、これが恋愛の醍醐味なんだ」とかみ
しめている。
 苦く複雑な大人の思いが交差する作品で、「やりとりも絶妙で、演じる
のが難しい。毎日悩んでぶつかっている」。それでも、「だからこそ自分
でも想像を超える表現を出せる瞬間があったりするので、面白いですね」
と前向きだ。
 デビュー初主演を飾ったのがNHK連続テレビ小説「どんど晴
れ」。朝ドラに「お母さん役でいつか出られたら」という長期的な
展望も。「そのためにはまず恋愛をやり切らないと。いろんな表現
をできるようになったら、息の長い役者さんになれるかなって思っ
てます」

 ひが・まなみ1986年6月14日生まれ、沖縄県出身。


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