2021年9月24日金曜日

スチル<コラム>推しを作り出せる人というのは、ここまで思いが強い人でないと不可能なんだと思わされる、すっごいいいエンディング - フジテレビュー!!

<コラム>推しを作り出せる人というのは、ここまで思いが強い人でないと不可能なんだと思わされる、すっごいいいエンディング - フジテレビュー!!









<コラム>推しを作り出せる人というのは、ここまで思いが強い人でないと不可能なんだと思わされる、すっごいいいエンディング

9月23日(木)22時20分~『推しの王子様』最終話

<コラム>『推しの王子様』最終話

え!?…最後の、あの二人の、キスシーンの、感想だって??

…んなもん!オフィスの中でイチャついてんじゃねぇよ!!!

に、決まってんだろ!!!!!

大変…、大変失礼いたしました。ついつい、のっけから、誰も聞いてない質問に対して、悪態つきまくりの返答になってしまいました。気分を害した方がいらっしゃいましたら、大変申し訳ございませんでした。…って、いや…、でも、だけどね、言わして!?気分を害したってね、それはね、こっちのセリフだよ!!!(ひどい逆ギレ)

いやー、あれはね、ホントにね、ホント良かったのよ…良かったシーン故、なのよ(どっちやねん)。主人公カップル…泉美(比嘉愛未)と航(渡邊圭祐)の目線に立ったらね、やっと思いが通じ合って、お互いの気持ちを伝えることができて、泉美は「ペガサス・インク」のオフィスで過ごした時間が、かけがえないものだって、改めて気づいた…。そして航もその場所で、社員みんなが生き生きと働いている姿を、かつて"憧れていた"…わけだけど、今は立派に成長し、そこにいる…。そんな"「ペガサス・インク」のオフィス"という、場所の重要性。でもって、そんな成長した航が作り上げた"恋森"によって、泉美は自分の原点を思い出すことができた…。終盤にかけて描かれた泉美の答えの出ない葛藤をどうやってまとめるんだろう…なんて心配してたら、立派に成長した航が生み出した"乙女ゲーム"によって、今度は、泉美が救われる…っていう見事な決着。で、泉美は、自分を救ってくれた、成長した、航が好き…。だから、視聴者的には、そん時ケントさまのコスプレをしてた航がめったクソ様になってて、そっからいくらでもキュン死にできる体制入ってたってのに、泉美からしたら、そうじゃない、"ケント様の容姿"である航じゃなく、今の、成長した、そのままの航が好き…つって、わざわざ、ナチュラル航に、服脱がしてからの…っていう、ナチュラルキッスシークエンス!!(2週連続、最終回特別バージョン)。でもって、そっからダメ押し。会社のみんな戻って来ちゃって、キッスはおあずけ…かと思いきや、航がそうはさせまい!てな感じで、ルンルン!!気分の、いい意味でそこは成長していなかった、少年の面影も見せつつ、急いでカギ閉めて、いよいよ、満を持して、泉美と、航が、ラブフォーエバーハッピーエンディングビューティフル(長い)、キッス!!!!!

『推しの王子様』の(左から)比嘉愛未、渡邊圭祐
『推しの王子様』の(左から)比嘉愛未、渡邊圭祐

…う、うん、うんうん、わかってはいる…。わかってはいるんだけど、二人の、そのラブキッスが、思ったよりも大人の、濃密キッス…だったことも相まって、ど、どうしても、出てしまう…。抑えられない…。く、く、くっそーーーーー!!!!

『推しの王子様』の(左から)比嘉愛未、渡邊圭祐

オフィスの中でイチャついてんじゃねぇーーーーーーーーーーーー!

つまり、そう、そうなの!!(何が)僕ら、つまり、おディーンのフジオカさま目線、ミッチーサイドからしたら、

く、くやしーーーーーーーーーーー!!!(ハンカチ噛みしめながら)キーーーー!!!(奇声)

なのよ。あんな最高の場所と結末と、美しい過程のキッスを見せつけられたら、ミッチーサイドからしたら、嫉妬、でしかなかったのよ。ひどい視聴者だとはわかってはいるんだけど、主人公カップルには、嫉妬、しかなかったんだよ…。

だけど…。だけど、うん、いいんだ!うちのミッチーだってさ(うちの呼ばわり)、泉美と結ばれなくったってさ、

「俺は、俺なりのやり方で、(泉美を)思っていくことにする!」

『推しの王子様』の(左から)比嘉愛未、ディーン・フジオカ

なんだぜ??カックいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ~~~~~~!!!クラクラするほどのカッコよさ。で、そんなクラクラカッコよすぎるセリフを、腰抜け寸前、目がハート状態で聞いてたアリス(瀬戸利樹)が、そのつもりなかったのについ声に出ちゃった…みたいな感じで、僕らの「カックいいぃぃ」を代弁したと思ったらさ、その返事、

「だろ!?☆」

なんだぜ??カックいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ~~~~~~!!!(2回目)なんなの!?あのカッコよさ。語尾に☆、ついちゃってたよね?☆、見えたよね?☆。俺も語尾に☆、つけられるような男になりてぇぇぇ~!!!!!しかも、☆つけようと思って、イヤミったらしく、☆つけたわけじゃないからね?自然と、勝手に、さりげなく、☆がおディーンのフジオカさまへ導かれるように、語尾にピタっと、☆、ついちゃったんだからね?で、もうその2つのセリフで、腰の状態がやばい(クラクラで)、立ってられないっつーのに、すぐさま次のセリフ…、

「ゲーム会社で、映画をつくるのってどう思う?☆」

なんだぜ??カックいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ~~~~~~!!!(しつこい3回目)

はいはい。ああ、そういうことね、その映画が、自らが主演を務め、来年22年に公開される「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」に繋がるってわけですね!!??そうですよね!!??(違う)絶対観るーーーーー!!!(違うから)え?主演はミッチーだっけ?おディーンのフジオカさまだっけ?もう、現実と虚構の境目がわからなくなってる!!

…っというわけで、一旦、深呼吸…。妄想が肥大しすぎて、夢か現実か?自分どこにいるのか?状態になってますが、結局のところ、ミッチーはさ、結ばれるとか、結ばれないとか、思い、思い合うとか、キッスするとか、しないとか、そんなの、関係ないのね。そんなのは、下衆な人間(=つまり僕)だけが気にすることなのね。ミッチーは泉美に対して、もう人間愛の境地なのよ。なんて、素晴らしい、"お人"なの!!…って、そうだったわ、神、だったんだわ。

『推しの王子様』のディーン・フジオカ

で、おディーンのフジオカさまの陰に隠れてついスルーしちゃいそうだけど(それは僕のさじ加減次第)、もう一方の三角関係に位置した、杏奈ちゃん(白石聖)も、マジでいい女!!だったよね!?航のことを誰よりも思えるし、あんなしずる感あふれる庶民カレー(前半に登場。汁だく系の具沢山カレー)まで作れる杏奈ちゃん…。マジでいい女すぎる。あの、杏奈って子の造形、白石聖ちゃんじゃなかったら「いやいやいくら何でも分別よすぎ!」ってツッコんじゃいそうなくらい、あの幕引きは、都合よすぎる駒キャラ(ひどい)か…ってなってもおかしくないのに、白石聖ちゃんが演じることによって醸し出される…最初から幸せになれないんだろう感…。うん!たまらねぇ!!(最高に失礼)それは多分、僕的昨夏一番の思い出作『恐怖新聞』(この作品はしつこくおすすめします)の白石聖ちゃん(とんでもない運命を背負った主人公だったの)を見てるから…。そのせい、なんだろうけどさ…、作風が全く違うとはいえ、僕的白石聖ちゃんの印象が2作連続でハッピーエンド迎えない(意中の人と結ばれない…ドラマとしてのハッピーエンドって意味)ってさ、ちょっとフジテレビさん!?責任とってよ?白石聖ちゃんに、もっとハッピーなキャラクター、用意してあげてよね!!??で、そん時のレビューは僕が責任もって担当します!!(結局仕事の斡旋)

っというわけで、冒頭、散々、オフィスでイチャついてんじゃないよ!!って悪態ついて、その挙句、心の中で、トップとその社員がカップルって…そんな会社、一体どうなの?…それはちょっと、やじゃない?って、若干ゾワゾワしちゃったんだけど、最後の最後、ラブペガのTシャツを、二人仲良く着て、リビングでキャッキャするシーンみたらさ、なんつーか、多くの人にとっての"推し"を作り出せる人…クリエイターっていうのは、ここまでぶっ飛んだ…っていうか、ここまでの熱量、思いが強い人でないと、不可能なんだな…って思わされる、すっごいいいエンディングだったよね。やっぱ、いいもんってのは公私混同と紙一重よな!!(どういう結論)そして、そんな泉美を、"自分なりのやり方で、思っていく"人たちばかりが揃う…会社だから、「ペガサス・インク」は、これからもユーザーを魅了する、愛し愛される"推し"を作り出していくんでしょうね…。なーんて、しみじみ思っちゃった。トップが社員とデキてるだの、オフィスでキッスするだしないだの、そんなこと言うの、下衆の人間(再び)…なのよ…。ホントに。そんなこと、あの何気ないラストシーンから感じました…。ミッチー関連で散々憤慨しときながら、視聴後感はとてつもなく爽やかだった…っていうね…。(だけど、やっぱ悔しい…まだ言う)

"推し"で人生が豊かになることや、"推し"に夢中になりすぎること、前が見えなくなること、だけど、そんな"推し"によって心が乱されること…。僕にも一応、"推し"ってもんがあるもんで…、だから、前半の"推し"による多幸感や、後半の辛さ、ミッチーでギャーギャー言っとりましたが、実は、泉美にも大変共感しておりました(今更)。だからこそね、後半の描きこみ、ちょっと辛かったよね…。で、やっぱり、このキャッチーなタイトルから、"推し"について、まじめに、深く考えさせられ、痛いほど共感を得られるドラマになるだなんてね…。意外性という点でも、ホントに最後まで見て良かった作品になりました…。

で、最後に…。僕が、"おディーンのフジオカさま"とか言って、ふざけてるようにしか思えないのに、アンチゼロ(おそらく。僕調べ)で、優しく付き合っていただいた、おディーンのフジオカさまファンのみなさま…。に、お礼をひとつ…。僕がとある"推し"だからこそ知っている、おディーンのフジオカさま、とっておき情報!!!を共有したいと思います…。それは…ね、今年、活躍が目覚ましかった…、西武ライオンズの呉念庭(ウー・ネンティン)選手(急に)!!!なんと…、登場曲(打席立つときに流す曲ね)が…、おディーンのフジオカさまの…、「Searching For The Ghost」(『シャーロック』のオープニングテーマね!)なのーーーー!!!めったくそ、センス良くない?呉念庭選手、めったくそ、センス良くない?そして、めったクソ打つ気しかしなくない?って言うか、4番バッターだったのよ(その時ね)、で、登場曲がおディーンのフジオカさまなんだぜ!?「君の名はmystery~♪」つって、打席立つんだぜ?めったくそカッコよくない?もうだから、メットライフドームで、それ聞いた時、『シャーロック』!!!おディーンのフジオカさまーーーー!!!!って、僕の推し球団じゃないはずなのに、かなり色めき立っちゃったよね。そして、呉念庭選手、敵チームだってのに、ちょっと応援しちゃったよね。で、そんな気持ちの揺らぎもあってか、おディーンのフジオカさまパワーもあってか、呉念庭選手にはボコボコにされたよね!見に行った試合、2つとも負けたよね!!!でもね、それがね、今年の、一番の思い出なの!!!忘れられない、思い出なの!!もうそれって、僕が野球推しなのか、呉念庭選手推しなのか、おディーンのフジオカさま推しなのか、ちょっと自分でも、わかんない!!で、今回の挿入歌「Runaway」も、めったクソおしゃれ!ごちそうさまでした!!(何が)

text by 大石庸平(テレビ視聴しつ 室長)

<ドラマ『推しの王子様』はFODでも配信中(最新回は期間限定で無料)>



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