2019年5月1日水曜日

インタビュー 比嘉愛未さん|NHK「朝ドラ100」

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1123421812615012352?s=21
今日の放送から登場した比嘉愛未さんは、2007年『どんど晴れ』以来の連続テレビ小説出演となりました。
『どんど晴れ』についてのインタビューは「朝ドラ100」サイトにて公開中。


#朝ドラ #なつぞら #比嘉愛未 #どんど晴れ



インタビュー 比嘉愛未さん|NHK「朝ドラ100」
https://www.nhk.or.jp/asadora/special/interview/10.html











インタビュー

がむしゃらに頑張っていた「どんど晴れ」を思い返すと、また気持ちが燃えてきます

がむしゃらに頑張っていた「どんど晴れ」を思い返すと、また気持ちが燃えてきます

横浜で生まれ育ったヒロイン・浅倉夏美(比嘉愛未)が、恋人・加賀美柾樹(内田朝陽)の実家である盛岡の老舗旅館に飛び込み、女将を目指して修業していく第76作「どんど晴れ」(平成19年度前期)。
数々の挫折にも負けず、明るく素直に“おもてなしの心”を体現してく夏美の姿が、視聴者の共感を集めました。夏美を演じた比嘉愛未さんは、4月から放送されている第100作「なつぞら」(2019年度前期)で12年ぶりに朝ドラへ出演。今も定期的に思い返すという「どんど晴れ」について、愛情たっぷりに語ってもらいました。
――比嘉さんは、「なつぞら」で12年ぶりに朝ドラへ帰ってきますね。
第92作「まれ」(平成27年度前期)にも“お見合い写真”としてチラッと出ましたが、あれは宣材写真を提供しただけなのでノーカウント (笑)。やっと朝ドラに帰って来ることができました! でも、今は自分がどうこうというより、ヒロイン・広瀬すずちゃんの力になりたい気持ちのほうが大きいですね。私も「どんど晴れ」でヒロインを演じたとき、周りのみなさんに本当に支えていただいたので。
――「どんど晴れ」のオーディションなどは覚えていますか?
沖縄から東京に出てきて初めてのオーディションだったので、テレビ局を社会科見学している気分になり、楽しくなっちゃったのを覚えています(笑)。ほかの候補者の方々が意気込む中、私だけ沖縄なまりの挨拶をして……それが逆に印象的だったそうです(笑)。お芝居の経験はほぼなかったからこそ、合格後もあまりプレッシャーを感じず、ワクワクとドキドキでいっぱいでした。
――そこから実際に現場に入ってみると、どうでしたか?
実際には、長丁場だからいろいろなことがありましたが、みんなの前では泣かないぞと決めていました。夏美という役柄的にも、振り返らずに走り続けなきゃダメだと思っていたんです。
夏美は、作者の小松江里子さんが“あてがき”(役者の個性を念頭に置いた脚本執筆)してくださったキャラクター。だからなのか、セリフはスッと入ってくるし、私自身のように思えました。そんなふうに思える役は、あまりないと思います。
――演じる中で特に印象的だったシーンは、どのあたりでしょう?
結婚式のあった第21週はすごく幸せでした。「加賀美屋の一番長い日」というサブタイトルで、一週間まるごと、結婚式の日の話でした。10kg近い白無垢を身につけて、花嫁の挨拶ではテストのときから家族みんなで号泣してしまい……。ドラマじゃなくて、ノンフィクションのドキュメンタリーのようでした。

でも、その裏では大女将のカツノさん(草笛光子)が亡くなっていて……。このシーンは大変でした。横になった草笛さんを見るだけで泣けてきたんですが、泣くシーンが続いて、途中で涙が出なくなってしまったんです。そんなとき、私を助けてくださったのが、(女将・環役の)宮本信子さんでした。布団の中でスッと手を握ってくださり、その手の温かさで感情が高まって、また涙が出てきたんです。
お芝居ってつい、自分でこうしよう、こう見せようって考えてしまうんですが、本質はあくまでキャッチボール。チームで乗り越えることの大切さを学ばせてもらったと思っています。
――役の上でも、大女将と女将は夏美を導いていましたね。
私自身としても、草笛さんと宮本さんは、ずっと背中を追いたいお二人です。
撮影当時、満足のいく芝居が一向にできないことを草笛さんに相談したら、「私は50年以上お芝居をやってきたけど、一度も満足したことはないわよ」とおっしゃられたのが心に残っています。今も新しいジャンルにどんどんチャレンジされている方の言葉なので、本当に身にしみました。
草笛さんとは、今でもお互いの舞台を見に行ったり、食事をご一緒させてもらったりしています。 焼き肉に誘ってくださったりと、いつも本当にパワフルなんですよ!そして会うたびに、「あなた、倒れずいつも笑顔でいて偉かったわね。それだけで女優の素質はあるから頑張りなさい」とおっしゃっていただき、涙目になっています。
――ほかの方々とも、今でも交流があるのですか?
“仲居会”と称して12年間かかさず、スタッフやキャストのみんなで桜の時期にお花見をしています! 
思い返すと、幸せな現場でしたね。こういう作品との出会いを求めて、役者を続けているのかもしれません。いつの間にか、私は新人ではなくなり、「新しいステージに行きたい!」と考えていますが、がむしゃらに頑張っていた「どんど晴れ」を思い返すと、また気持ちが燃えてきます。
第100作「なつぞら」
<総合> [月~土]午前8時~8時15分ほか
公式ホームページはコチラ ≫

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    横浜で生まれ育ったヒロイン・浅倉夏美(比嘉愛未)が、恋人・加賀美柾樹(内田朝陽)の実家である盛岡の老舗旅館に飛び込み、女将を目指して修業していく第76作「どんど晴れ」(平成19年度前期)。
    数々の挫折にも負けず、明るく素直に“おもてなしの心”を体現してく夏美の姿が、視聴者の共感を集めました。夏美を演じた比嘉愛未さんは、4月から放送されている第100作「なつぞら」(2019年度前期)で12年ぶりに朝ドラへ出演。今も定期的に思い返すという「どんど晴れ」について、愛情たっぷりに語ってもらいました。

    ――比嘉さんは、「なつぞら」で12年ぶりに朝ドラへ帰ってきますね。
    第92作「まれ」(平成27年度前期)にも“お見合い写真”としてチラッと出ましたが、あれは宣材写真を提供しただけなのでノーカウント (笑)。やっと朝ドラに帰って来ることができました! でも、今は自分がどうこうというより、ヒロイン・広瀬すずちゃんの力になりたい気持ちのほうが大きいですね。私も「どんど晴れ」でヒロインを演じたとき、周りのみなさんに本当に支えていただいたので。
    ――「どんど晴れ」のオーディションなどは覚えていますか?
    沖縄から東京に出てきて初めてのオーディションだったので、テレビ局を社会科見学している気分になり、楽しくなっちゃったのを覚えています(笑)。ほかの候補者の方々が意気込む中、私だけ沖縄なまりの挨拶をして……それが逆に印象的だったそうです(笑)。お芝居の経験はほぼなかったからこそ、合格後もあまりプレッシャーを感じず、ワクワクとドキドキでいっぱいでした。
    ――そこから実際に現場に入ってみると、どうでしたか?
    実際には、長丁場だからいろいろなことがありましたが、みんなの前では泣かないぞと決めていました。夏美という役柄的にも、振り返らずに走り続けなきゃダメだと思っていたんです。
    夏美は、作者の小松江里子さんが“あてがき”(役者の個性を念頭に置いた脚本執筆)してくださったキャラクター。だからなのか、セリフはスッと入ってくるし、私自身のように思えました。そんなふうに思える役は、あまりないと思います。

    ――演じる中で特に印象的だったシーンは、どのあたりでしょう?
    結婚式のあった第21週はすごく幸せでした。「加賀美屋の一番長い日」というサブタイトルで、一週間まるごと、結婚式の日の話でした。10kg近い白無垢を身につけて、花嫁の挨拶ではテストのときから家族みんなで号泣してしまい……。ドラマじゃなくて、ノンフィクションのドキュメンタリーのようでした。

    でも、その裏では大女将のカツノさん(草笛光子)が亡くなっていて……。このシーンは大変でした。横になった草笛さんを見るだけで泣けてきたんですが、泣くシーンが続いて、途中で涙が出なくなってしまったんです。そんなとき、私を助けてくださったのが、(女将・環役の)宮本信子さんでした。布団の中でスッと手を握ってくださり、その手の温かさで感情が高まって、また涙が出てきたんです。
    お芝居ってつい、自分でこうしよう、こう見せようって考えてしまうんですが、本質はあくまでキャッチボール。チームで乗り越えることの大切さを学ばせてもらったと思っています。

    ――役の上でも、大女将と女将は夏美を導いていましたね。
    私自身としても、草笛さんと宮本さんは、ずっと背中を追いたいお二人です。
    撮影当時、満足のいく芝居が一向にできないことを草笛さんに相談したら、「私は50年以上お芝居をやってきたけど、一度も満足したことはないわよ」とおっしゃられたのが心に残っています。今も新しいジャンルにどんどんチャレンジされている方の言葉なので、本当に身にしみました。
    草笛さんとは、今でもお互いの舞台を見に行ったり、食事をご一緒させてもらったりしています。 焼き肉に誘ってくださったりと、いつも本当にパワフルなんですよ!そして会うたびに、「あなた、倒れずいつも笑顔でいて偉かったわね。それだけで女優の素質はあるから頑張りなさい」とおっしゃっていただき、涙目になっています。

    ――ほかの方々とも、今でも交流があるのですか?
    “仲居会”と称して12年間かかさず、スタッフやキャストのみんなで桜の時期にお花見をしています! 
    思い返すと、幸せな現場でしたね。こういう作品との出会いを求めて、役者を続けているのかもしれません。いつの間にか、私は新人ではなくなり、「新しいステージに行きたい!」と考えていますが、がむしゃらに頑張っていた「どんど晴れ」を思い返すと、また気持ちが燃えてきます。
    第100作「なつぞら」
    <総合> [月~土]午前8時~8時15分ほか
    公式ホームページはコチラ ≫

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  2. https://twitter.com/asadora_nhk/status/1123421812615012352?s=21
    今日の放送から登場した比嘉愛未さんは、2007年『どんど晴れ』以来の連続テレビ小説出演となりました。
    『どんど晴れ』についてのインタビューは「朝ドラ100」サイトにて公開中。
    #朝ドラ #なつぞら #比嘉愛未 #どんど晴れ

    インタビュー 比嘉愛未さん|NHK「朝ドラ100」
    https://www.nhk.or.jp/asadora/special/interview/10.html

    草笛さんとは、今でもお互いの舞台を見に行ったり、食事をご一緒させてもらったりしています。 
    焼き肉に誘ってくださったりと、いつも本当にパワフルなんですよ!そして会うたびに、「あなた、
    倒れずいつも笑顔でいて偉かったわね。それだけで女優の素質はあるから頑張りなさい」と
    おっしゃっていただき、涙目になっています。

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