2021年7月10日土曜日

20210710スポーツ報知webインタビュー(9日紙面の拡大版)

 比嘉愛未、深田恭子降板受け「推しの王子様」主演に「ひと言では表現しづらい感情」…インタビュー<1> : スポーツ報知


比嘉愛未「細胞レベルで感じる時が私の適齢期」新垣結衣、戸田恵理香が先に結婚…インタビュー<2> : スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20210709-OHT1T51137.html

比嘉愛未、年齢を感じさせないルックスの秘訣は…インタビュー<3> : スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20210709-OHT1T51141.html



比嘉愛未、深田恭子降板受け「推しの王子様」主演に「ひと言では表現しづらい感情」…インタビュー<1>


比嘉愛未
比嘉愛未

 女優の比嘉愛未(35)が主演するフジテレビ系「推しの王子様」(木曜・後10時)が15日にスタートする。深田恭子(38)の降板を受けて急きょの出演となったが、「深田さんのことを考えると複雑な気持ちだった」と振り返った。キャリア16年にして初のラブコメで、現在放送中のテレビ東京系「にぶんのいち夫婦」(水曜・深夜0時40分)はドロドロの不倫ドラマだけに「切り替えが大変だったが、今は胸キュンのセリフやドキっとするシーンがあって新鮮」とも。出世作となったドラマ「コード・ブルー」への思い、結婚観や健康法なども聞いた。(ペン・国分 敦、カメラ・小泉 洋樹)

 「推しの―」は女性向け恋愛ゲームを手がけるベンチャー企業の社長が若手社員(渡邊圭祐、27)を理想の男性に育てるため奮闘する胸キュンのラブコメディーで、比嘉は主人公の社長・日高泉美を演じる。主演予定の深田恭子が適応障害で番組を降板したことには、複雑な思いがあったようだ。

 「オファーをいただいた時には『えっ』という感じでした。事務所の方から『深田さんのことがあったでしょ。その件で比嘉にお話がきているんだ』って。言われる前日に私も深田さんのことはニュースで知って、一度、大河ドラマ『天地人』で共演していたので『大変だな。これからどうなるんだろうな』って。心配していた翌日にこの話ですから…。ひと言では表現しづらい感情で『やった、主演だ』という気持ちではなかったです」

 ―オファーを受けた理由は。

 「こう言うとおこがましいんですけど『私で力になるんだったら、皆さんを助けたい』というか…。これだけたくさん、役者さんがいる中で自分の名前が挙がって、しかも私のスケジュールも『にぶんのいち夫婦』が撮了していたのも運命かなって。自分じゃない何かに引き寄せられている力を感じて『私がやるご縁だな』と思いました。で、『やらせてください』と事務所の平(哲夫)社長にお願いしたら『よし頑張れ。ただ体調には気をつけろ』と、私の体を気づかってくれました」

 出演を決めたものの、撮影に入る前には一抹の不安はあったそうだ。

 「一番気にしていたのが、(深田から)私に代わって『まわりの人たちがどう思うのかな』っていうことでした。ただ、ありがたいことに応援してくださる声が多かったので、コツコツ15、16年やってきてよかったなっていう思いもあります。自覚しているんですけど、私、手を抜けない性格なんですよ。一生懸命っていえば一生懸命なんですけど、不器用っていえば不器用なんです。一つ一つやってきたことが積み重なったからこそ、ごほうびのような作品に参加させてもらっているな~って思います。でも、撮影初日は気持ち的にハードルは高かったです。『この子で大丈夫か』って共演する方やスタッフさんに思われないように、しっかりしないといけないって気は張ってました」

 ラブコメも初めてなら社長役も初めて。毎日、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいたという。

 「今まで自立した女性の役が多くて、刑事やナース、教師と数々やらせてもらいましたが、社長は初めてです。あとラブコメも。『コード・ブルー』はラブよりも家族愛とか仲間愛とかで、こんなに胸キュンとかのセリフや描写は初めて。竹内まりやさん、じゃないですけど『毎日がスペシャル』で新鮮なんですよ。経験がないことを日々させてもらっているので、役者としてというよりも比嘉愛未として細胞がどんどん活性化されていきますね。まぁ、お得な役どころです。ありがたいことに渡邊君や(共演する)ディーン・フジオカさんを毎日間近で見られるんですよ。世の女性に憎まれないように気をつけないといけませんね(笑い)」

 ―個人的に年下を自分好みの男性に育てる願望はあるのか。

 「私、割と持っていますかね。年下が好きというよりも、恋愛対象として年齢は関係なくて、相性だと思っているんですよ。恋愛じゃない部分でいうと、最近お仕事の現場で会う人が圧倒的に年下の方が増えてきたんですね。ありがたいことに、なついてくれる子も多くて、プライベートで遊ぶのも一回り下とかも全然います。ちょっと泉美の気持ちが分かるというか『ちょっと面倒をみてあげる』とか『ご飯に行って話を聞いてあげる』みたいなことをするようになっています。私、3人きょうだいの長女ということもあって、お節介で人の世話焼きが好きですね」

 直近の「にぶんの―」が不倫ドラマだっただけに、役作りには苦労したようだ。

 「『にぶんの―』はけっこうハードで、なかなか寝られない日々もありました。精神的にも不倫モノで心を削られていく役だったので、すぐには(「推しの王子様」の)イメージは作れなかったですね。ただ、泉美はポジティブで明るく前を向いて生きる女性で、今は自分でいるよりも役でいる時間の方が多いので、役に救われている部分はあります。泉美というキャラクターは不思議と自分とそんな遠い存在ではないし、演じているうちに日に日に血肉になって、ちゃんと自分の中で育っていっている感じがしています。でもセリフ量は多くて大変です。天才タイプじゃないので、見てパッと覚えられるタイプじゃないので…。コツコツ寝る前に読むと寝られなくなっちゃうんで、朝早く起きて覚えたり撮影合間の休憩時間に覚えたりとか。すき間の時間を使って何とか頭に入れようとしています」

 ―ドラマの結末はハッピーエンドになるのか。

 「準備稿で最終話までいただいていますが、まだちゃんと読んでないんですよ。これは私の不器用な部分が出てまして、スタートからゴールまで把握した上で構築していく人もいると思うんですけど、私、最後を知っちゃうとそこに引っ張られ過ぎちゃうというか、どこか計算が入っちゃうんですね。そうじゃなくて、心で動きたいのもあってあえて6、7話までで止めています。私、土台を組んでからではないとダメなので、そうさせてもらっています」

〈2〉へ続く

 ◆比嘉愛未(ひが・まなみ)1986年6月14日、沖縄県生まれ。35歳。2005年「ニライカナイからの手紙」で女優デビューし、07年にNHK朝ドラ「どんど晴れ」のヒロインを務める。08年からフジテレビ系「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」シリーズ、09年にNHK大河ドラマ「天地人」に出演。13年には「飛べ!ダコタ」で映画初主演を務める。ドラマ「マルモのおきて」や「DOCTORS~最強の名医~」シリーズなど話題作に。14年には「真田十勇士」で初舞台を踏んだ。趣味は絵画。身長169センチ、血液型B。





比嘉愛未「細胞レベルで感じる時が私の適齢期」新垣結衣、戸田恵理香が先に結婚…インタビュー<2>


比嘉愛未
比嘉愛未

 女優の比嘉愛未(35)が主演するフジテレビ系「推しの王子様」(木曜・後10時)が15日にスタートする。深田恭子(38)の降板を受けて急きょの出演となったが、「深田さんのことを考えると複雑な気持ちだった」と振り返った。キャリア16年にして初のラブコメで、現在放送中のテレビ東京系「にぶんのいち夫婦」(水曜・深夜0時40分)はドロドロの不倫ドラマだけに「切り替えが大変だったが、今は胸キュンのセリフやドキっとするシーンがあって新鮮」とも。出世作となったドラマ「コード・ブルー」への思い、結婚観や健康法なども聞いた。(ペン・国分 敦、カメラ・小泉 洋樹)

 〈1〉から続く

 「にぶんの―」では夫の携帯電話を見たのをきっかけに、不倫を疑って嫉妬に狂う妻を演じている。

 「嫉妬深いといいますが、女性なら誰もが共感してくれると思いますよ。きれいな水の中に墨をポンって入れたら広がるじゃないですか。それと一緒で、一滴でも疑う気持ちが芽生えたら止まらず広がって、どんどん信じられなくなる。『にぶんの―』に関しては、絶妙なタイミングで疑う証拠とかが出てきて、誰でも主人公の文ちゃんみたいになると思います」

 ―個人的には恋人の携帯を見たりする方なのか。

 「私はまず夫の携帯は絶対に見ません。見たくもない。『浮気してる』とかも言わないです。私、自分の中身が男だと思う瞬間があって、たぶん恋愛に関しては男です。それこそ、浮気しているって証拠が見つかったら『どうぞ、そちらに行ってください』ってなります。執着があまりないんですよ。ドライかなって思う瞬間もありますが…。そこが私の未熟さかもしれないですけど、まだ結婚も家族を作ることも経験していないですからね。みなさんそれぞれ、そういう部分を許したりしながら関係を築いたりするんでしょうけど…。なんだろう、私、夢見がちなのかな。だって世界に75億人がいる中で、出会って結婚して家族になるんですよ。他人同士が。よほどの縁を引き寄せて出会っているワケじゃないですか。そこで約束していることを裏切るっていうのは、この先信じられます? 信頼関係が大事なので、そこは『なんくるないさ~』とは絶対ならないです」

 ドラマでは夫を疑う役を演じているが、実生活では理想の男性と結婚できる自信があるという。

 「ドラマをやって『結婚って幸せでもないんだな』っては思いますが、私はいい人選べる自信はあります。なぜかというと仲のいい両親を見て育っているので…。私、父が理想なんです。真面目で愛情深くて浮気とかの疑いもないですから。父には何から何まで、恋愛話も全部話していて、沖縄に帰ったら『お父さんとデートするから、お母さん居残りしてて』って。2人で恋人気分でツーリングしたりするんで、たまにお母さんはやきもち焼いてます。周りからは理想が高いって言われてますがそこは妥協したくないです」

 「コード・ブルー」で共演した新垣結衣(33)、戸田恵理香(32)が結婚した。仲良し3人組では唯一の独身だが…。

 「何か問題あります?(笑い)。"コード・ブルー人気"があるから、私も結婚とか聞いてもらえるんでしょうけど…。純粋に結衣も恵梨香もすごい祝福していますし、2人はたまたま結婚が同じタイミングだっただけですよ。私に対しても『幸せになってほしい』って言葉をいただくのはありがたい話ですが、私、絶対に幸せになると思っているので大丈夫です。ずっと一人で人生を生きたいと思ってているワケではないし、長い人生であせるよりは『本当にこの人だった』と細胞レベルで感じる時が私の適齢期と思っています。そこは長い目で見守っていただければうれしいです」

 2005年に映画「ニライカナイからの手紙」でデビュー。キャリアは16年を数えるが、役作りはどうしているのか。

 「ずっと一人で出続けるドラマってないじゃないですか。人間関係で何かが起こって、その人の挫折とか成長を描いていくのがドラマだから、私がガチガチに役を固めて『どうだ』ってやると、ちょっとバランスが悪くなると思っていて、キャストの方やスタッフさんとセッションするのを大事にしています。今日も『初めまして』で取材を受けていますが、こうやって会話を重ねていくと、何となく自然とお互いの人柄が分かってくるし、自然な会話劇になっているじゃないですか。そこで合わない人もいますが最初からバチッと合う人もいる。それがリアルだと思っているので、そういう意味ではあまり役作りはしていないかもしれません。最初の頃は『表現しなきゃ』とか『失敗したくない』とか『自分が自分が』という自我がありましたが、今は自分を固めていたガチガチな鎧みたいなモノが外れていって、伸び伸びやれてる気がします」

 ―「推しの王子様」でも伸び伸びやっている。

 「はい。『推しの―』はラブコメの要素が強いし、コメディーってリアクションって大事で、『えっ』っていうひと言の表現でもすごく幅が大きいんですね。私は最初に思いっ切り、ドカンとすごいのをやってみて『もっと下げて』『もっと上げて』とか監督と折り合い、詰めていっています。以前に比べて引き出しができたというか、10年前の私ならできなかったことも、今なら『これできますよ』『これどうですか』って監督さんや共演する方とセッションできるのが楽しいです」

 〈3〉へ続く

 ◆比嘉愛未(ひが・まなみ)1986年6月14日、沖縄県生まれ。35歳。2005年「ニライカナイからの手紙」で女優デビューし、07年にNHK朝ドラ「どんど晴れ」のヒロインを務める。08年からフジテレビ系「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」シリーズ、09年にNHK大河ドラマ「天地人」に出演。13年には「飛べ!ダコタ」で映画初主演を務める。ドラマ「マルモのおきて」や「DOCTORS~最強の名医~」シリーズなど話題作に。14年には「真田十勇士」で初舞台を踏んだ。趣味は絵画。身長169センチ、血液型B。





比嘉愛未、年齢を感じさせないルックスの秘訣は…インタビュー<3>


比嘉愛未
比嘉愛未

 女優の比嘉愛未(35)が主演するフジテレビ系「推しの王子様」(木曜・後10時)が15日にスタートする。深田恭子(38)の降板を受けて急きょの出演となったが、「深田さんのことを考えると複雑な気持ちだった」と振り返った。キャリア16年にして初のラブコメで、現在放送中のテレビ東京系「にぶんのいち夫婦」(水曜・深夜0時40分)はドロドロの不倫ドラマだけに「切り替えが大変だったが、今は胸キュンのセリフやドキっとするシーンがあって新鮮」とも。出世作となったドラマ「コード・ブルー」への思い、結婚観や健康法なども聞いた。(ペン・国分 敦、カメラ・小泉 洋樹)

 〈2〉から続く

 今や映画やドラマに欠かせない存在になっているが、デビュー直後から女優を全うする覚悟はあったようだ。

 「不思議なことに上京してきた時から『絶対に大丈夫』って、分からない自信がありました。『ニライカナイ―』の時は(演技ができなくて)悔しい思いばかりだったんですよ。あのまま沖縄にいたら一生後悔したでしょうけど、それを乗り越えて上京したことで逃げる自分に勝っているんですね。それだけで『もう大丈夫、いける』って思っていました。最悪、バイトしながらでも生きていければいいって。そう覚悟していたので、何か怖さとかはなかったですね」

 ―逆に折れた時はある。

 「最初は覚悟もあったんですけど、いろんな挫折もありました。監督さんの求められていることに応えられない時の悔しさ、やるせなさ、ふがいなさとか…。それは大小、今でも日々あります。逆にそれがないと成長できないし、だからこそ、この仕事がずっと好きでやめられないところじゃないでしょうか。コロナ禍で自粛となった時に『この先、お芝居できなくなったらどうなんだろう』って考えたんですけど、結論として『ほかの仕事は無理』って思いました」

 コロナ禍では自分を見つめ直して、絵を描くことで無心になっていたそうだ。

 「コロナで撮影もストップしてモヤモヤしていたので、なんか夢中になってできること、趣味を探そうと思いました。ずっと『仕事が趣味です』って生きてきたので、改めて趣味がないことに気づいたんですよ。で、絵を描こうって。子供の頃に戻った感覚で、誰の評価も気にせずに描きたい物を描く。無心になれてよかったです。やっているのはアクリル画で油絵に近いです。小学校ぐらいまではよく描いてたんですが、大人になって離れていたので新鮮でした。画材も自分で(新宿の)『世界堂』さんに買いに行っていました。あそこはなんでもそろって、絵を描く人には聖地ですよね」

 様々な役を演じている中で「コード・ブルー」の冴島はるか役は特別だという。

 「役には全部思い入れがありますけど、今も言ってもらえるのが『コード・ブルー』の冴島で、10年前に始まったのに、若い世代から上の方まで愛されていたドラマなんだって思います。10年前に見ていた子どもたちが『冴島に憧れて看護師になりました』っていう話を聞いて、フィクションで作ったドラマが、現実的に看護師の人を育てているって。リアルに看護師さんやお医者さんのように人を救えないですけど、精神的には人を救えるんだって。これだけ影響を与えるって思うと冴島の存在って、すごく大きくて『それが私のやりがいだ』って気づいたんですよ。画面を通して役を通して見ている人たちに影響を与えられる。それができるってこんな魅力的な仕事ってないなって思います。私自身も好きな仕事を15、16年やらせていただいて、ずっと好きでいられる仕事に出会えただけで勝ち組ですよ。勝ち負けじゃないけど幸せですよね」

 今作では主演を務めているが、座長としてはプレッシャーを感じるのか。

 「主役は違いますね。言葉にするのは難しいけど…。やっぱり責任ですよね。逃げられないですし、無理するワケじゃなくて、私自身が折れたら絶対にいけないって、しっかり強い心で前を向いて立ってなきゃいけない責任。やっていて緊張感です。最初は(「推しの王子様」で)『社長!』っていわれることに照れましたけど、日がたつにつれて『わりと嫌じゃないな』って。不思議とみんなのこともいとおしくなって、重圧じゃなくていい責任を感じています」

 ―現場で気をつかっていることは。

 「(収録では)やり過ぎないようにですけど、なるべく目を配っています。私の中で一番気をつけているのは、暗い顔ではいたくないって思っています。座長の人が楽しそうに生き生きしていたら、そんな波動って伝わってみんなも楽しくなるんだろうなって。余裕がない時もありますが、基本は『今この瞬間を楽しもう』って思っています。『どんど晴れ』(07年、NHK朝ドラ)の時にできなかった、当時支えてくれたみんなへの恩返しの気持ちも込めた上で、ちょっと成長した自分を、今度このチームに返せたらいいなと思います」

 年齢を感じさせないルックスだが、なにか秘訣はあるのだろうか。

 「わりと素ですね。母親がアロマセラピストでエステティシャンで、昔から健康とか美に対する教育がすごかったんですよ。食生活でもインスタントラーメンばかり食べないとか。家にスナック菓子やジュースもなくて、おやつは干し芋ぐらいでした。そういう育ち方だったので、今も食事はすごい気にしていて、ジャンクフードは食べませんね。結局は自分の体にはね返って、年齢重ねたら劣化していきますから。今、健康でいられるのは母のおかげで、母が見ていなくてもファストフード店には行けないというか、もう10何年行っていません(笑い)。そんな母の影響もあって食事に関する知識を身につけたり学んだりするのが好きで、内側からきれいするために栄養学とかの勉強はしています。調べてこれは自分に合っているとか、アレルギー検査をしたりとか。そのあたりの投資はしていますね」

 ―素に戻れる瞬間は。

 「沖縄に帰った時ですね。家族に会ったり、海を見ている時が一番素です。自分が生まれ育ったルーツなので。自然な気がします。いつもは作品が終わったら必ず帰ってリセットしていたので、年に4、5回は。今はコロナ禍で10か月以上帰れていないです。でも、沖縄は逃げないですから」

 不器用ながらも手抜かずに目の前のことに向き合ってきた。これからが役者として味が出てくる時期だ。

 ◆比嘉愛未(ひが・まなみ)1986年6月14日、沖縄県生まれ。35歳。2005年「ニライカナイからの手紙」で女優デビューし、07年にNHK朝ドラ「どんど晴れ」のヒロインを務める。08年からフジテレビ系「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」シリーズ、09年にNHK大河ドラマ「天地人」に出演。13年には「飛べ!ダコタ」で映画初主演を務める。ドラマ「マルモのおきて」や「DOCTORS~最強の名医~」シリーズなど話題作に。14年には「真田十勇士」で初舞台を踏んだ。趣味は絵画。身長169センチ、血液型B。





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