2023年10月16日月曜日

比嘉愛未さん「俳優は実体験をスパイスにできるからやりがいがある」|表紙インタビュー | からだにいいこと

比嘉愛未さん「俳優は実体験をスパイスにできるからやりがいがある」|表紙インタビュー | からだにいいこと




比嘉愛未さん「俳優は実体験をスパイスにできるからやりがいがある」|表紙インタビュー

人生経験を生かしながら、役を作り上げていくという比嘉愛未さん。相続と家族の問題をコミカルに描いた『親のお金は誰のもの 法定相続人』の遥海役で学んだこと、日々を全力で駆け抜けるためにやっていることとは?

比嘉愛未さん

比嘉愛未さん

比嘉愛未さん
ひが・まなみ
1986年6月14日生まれ、沖縄県出身。2005年、映画『ニライカナイからの手紙』でデビュー。主な作品は、NHK連続テレビ小説『どんど晴れ』(07)、『コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐』シリーズ(08~17・CX)、『作りたい女と食べたい女』(22・NHK)ほか。

お金に関することをちゃんと学んでいきたい

「家族仲が悪くなってしまうこともある、相続やお金にまつわる問題。この作品に出演したことで、改めてちゃんと学びたいなと思いました」

 比嘉愛未さんがこう語るのは、主人公・大亀遥海を演じた映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』のこと。親の再婚ですれ違い、実家のある伊勢志摩を離れ、東京で人生を再スタートさせた遥海が母の死を機に故郷へ戻り、相続問題に直面する物語です。

「演じていてつらかったのは、自分の過去の傷をオーバーラップする話でもあったこと。私は上京するとき親に大反対され、夢や目標を応援してくれない=親に拒絶されたと感じてぶつかってしまった。親は守りたかっただけなのに……。俳優の仕事のいいところは、実体験をスパイスにできること。しんどいときもありますけどね」

比嘉愛未さん

 本作で、幼なじみ役を演じるのは浅利陽介さん。2人が夫婦役を演じた『コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐』シリーズのファンにとっては嬉しい共演です。

「20代から一緒に戦ってきた同志でもあるので、彼がいてくれるだけで心強く、より自分らしくいることができました。彼らと培ったことは、間違いなく他のお芝居にも反映されていると思います。難しい役だった遥海を、演じ切ることができたのも浅利さんのおかげ。感謝しています」

 難しい役にも果敢に臨む比嘉さんが、心のケアのためにやっていることについても話してくれました。ぜひ本誌でご確認ください。

雑誌『からだにいいこと』12月号では比嘉さんのインタビューを2ページ掲載!

発売中の雑誌『からだにいいこと』12月号では、2ページにわたって比嘉さんのインタビューを掲載しています。過去の自身の経験や、心を元気にする秘訣などについても語ってくれました。Web版とは異なる写真も必見! あわせてお楽しみください。

比嘉愛未さん

【INFO】映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』

比嘉愛未さん
©2022 「法定相続人」製作委員会

誰もが経験する相続の問題を、気持ちがバラバラになってしまった家族と、成年後見制度を悪用する弁護士たちとの騒動で描く、笑って泣けて学べる作品。

全国にて公開中です。

出演:比嘉愛未、三浦翔平、石野真子、三浦友和 監督:田中光敏 脚本:小松江里子 音楽:富貴晴美 主題歌:ビッケブランカ 配給:イオンエンターテイメント、ギグリーボックス

からだにいいこと12月号表紙スクエア

Amazon.co.jp: からだにいいこと 2023年12月号 [雑誌]
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撮影/野口 博 取材・文/関口裕子 スタイリスト/後藤仁子 ヘアメイク/AYA
(からだにいいこと2023年12月号より)

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