沖縄訪問の天皇皇后両陛下 「国民文化祭」などの開会式に出席
両陛下は午前10時半すぎ、大勢の観客に拍手で迎えられ、沖縄県宜野湾市の「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」の開会式の会場に入場されました。
天皇陛下は、沖縄県が琉球王国の時代から東アジアなどとの交流を通じて、文化を育んできたことに触れたうえで「本年、本土復帰50周年という年を迎えたこの沖縄の地に、全国各地で様々な文化芸術活動に取り組まれている方々を迎え、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭が開催されることは誠に喜ばしいことと思います」とおことばを述べられました。
開会式の終了後、式典の参加者との交流会が開かれ、天皇陛下はパフォーマンスで使われていた沖縄県内に古くから伝わることば「しまくとぅば」について「『しまくとぅば』は大切な文化ですね」と述べられたということです。
両陛下の沖縄訪問は即位後初めてで、22日は太平洋戦争の沖縄戦最後の激戦地となった糸満市の「国立沖縄戦没者墓苑」で犠牲者の霊を慰め、遺族とも懇談されました。
両陛下は23日夜、特別機で東京に戻られます。
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