『キントリ』新春SP 天海祐希、撮影を終え感慨 菜々緒は芝居合戦で涙「本当に幸せでした」
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるテレビ朝日の人気ドラマ『緊急取調室』が、きょう3日に新春スペシャルとして放送される。かつてキントリに在籍していた「サイバー犯罪対策室」の玉垣松夫(塚地武雅)や、捜査一課刑事・生駒亜美(比嘉愛未)&酒井寅三(野間口徹)も新たに加わり、臨時再結成されたキントリが挑むのは、第4シーズンのラストで発生した8億円強奪事件。新春スペシャルでは、この未解決事件の被疑者と見られる男の遺体が、スーパー法曹一家が暮らす民家の敷地内で発見されたことから、捜査が大きく動き出すことに。
東京高裁のトップ判事である妻・源秀子(高畑淳子)、その夫で有名大学の法学部教授・源悦男(井上順)、大手弁護士事務所のパートナー弁護士である長男・源修一(木村了)ら法を知り尽くした一家、さらには住み込みで働く謎の家政婦・松原しおり(菜々緒)。やすやすとは本音や真相を聞き出せない手ごわき最強被疑者たちを相手取り、有希子らキントリが壮絶な取り調べを展開していく。
撮影を終えたキャスト陣は、充実感あふれる表情でクランクアップ。オンエアを目前に控え、クランクアップ時の貴重な写真&エピソードが公開された。天海は、自身が出演していないシーンでも、共演者をねぎらうため、クランクアップの現場に駆けつけた。そんな座長の細やかな気遣いに、菜々緒らゲスト出演者たちは感激。演技合戦を経た達成感を分かち合った。
天海にとって、『緊急取調室』は一番長く取り組んできたシリーズ作品。2014年1月期放送の第1シーズン以降、約8年にわたり『緊急取調室』を力強くけん引してきた。12月某日に迎えたクランクアップでは「視聴者の皆さんに、お正月から『キントリ』を見ていただけることがとても幸せです」と、至福の表情を浮かべた。「こんなにも早く皆さんにまた会えるとは思っていなかったので、とてもうれしく、撮影も楽しかったです。新メンバーもすごく力強く、一生懸命頑張ってくださり、本当にありがとうございました!」と、元祖キントリ・チーム&新メンバーをねぎらいつつ「皆さん、メリークリスマス、そして良いお年を! またお目にかかれたら、うれしいです」と明るくあいさつしながら『緊急取調室』への愛と、全スタッフ・キャスト陣への敬意をにじませた。
謎の家政婦・しおりを演じる菜々緒が天海と真っ向から対峙する、手加減ゼロの壮絶な取り調べシーンは注目の仕上がりに。菜々緒がクランクアップする直前に撮影された同シーンでは、2人の魂が共鳴。菜々緒が涙を落とすと、天海の目からも一筋の涙が。迫真の演技がぶつかり合う、珠玉のシーンが生まれた。クランクアップ時に撮影された写真では、笑顔の中で涙を浮かべる菜々緒の姿が。取調室で繰り広げられた死闘を物語る印象的な一枚となっている。
このシーンをもって全撮影を終えた菜々緒は「豪華なキャストの皆様と一緒にお芝居ができて、本当に幸せでした。ありがとうございます」と感謝の意を伝えると「またご一緒できるように頑張ります!」とステップアップも約束。菜々緒にとって新境地開拓となった、天海との対決シーンは必見だ。
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