2021年7月27日火曜日

比嘉愛未×竹財輝之助が語る「浮気の境界線」もしもパートナーが勝手にスマホを見たらどうしますか?|テレ東プラス

比嘉愛未×竹財輝之助が語る「浮気の境界線」もしもパートナーが勝手にスマホを見たらどうしますか?|テレ東プラス

比嘉愛未×竹財輝之助が語る「浮気の境界線」もしもパートナーが勝手にスマホを見たらどうしますか?

毎週水曜深夜0時40分より、ドラマParavi「にぶんのいち夫婦」を放送中! 累計150万部を誇る同名WEBマンガ(原作・夏川ゆきの、漫画・黒沢明世)を連続ドラマ化。嘘と真実、純愛と裏切りが交錯する珠玉のざわハララブストーリーをおくる。

結婚2年目の文(比嘉愛未)と和真(竹財輝之助)は誰もがうらやむ理想の夫婦だったが、文が、和真のスマホに届いたメッセージを偶然目にしてしまったことから2人の仲が一変。浮気疑惑、セックスレス...夫婦とは一体なんなのか? 2人が思い描いた結婚生活が瞬く間に崩れて落ちていく...。

「テレ東プラス」は、テレビ東京初主演となる比嘉愛未、夫役を演じる竹財輝之助を直撃。
恋愛観や浮気の境界線、パートナーに求めるものまで...大人な2人に赤裸々に語ってもらった!(※前編はコチラ!

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――文を含め、登場人物それぞれの揺れ動く感情が描かれ、愛についていろいろ考えさせられるドラマです。

比嘉「ドラマでは、文が心で自問自答するシーンがあるので、気持ちが伝わりやすいと思いますし、彼女の葛藤はすごく理解できます」

竹財「文ちゃんをあんな気持ちにさせる和真は本当に許せない(笑)。嘘に嘘を重ねるとバレるだけですから」

――文は、和真のスマホに届いたメッセージを偶然見てしまったことから浮気を疑うようになります。お2人は、パートナーが勝手にスマホを見てしまうことについて、どのように思われますか?

竹財「僕は大丈夫ですね。見たいならどうぞ! みたいな」

比嘉「怖い怖~い(笑)」

竹財「見られてまずいものは何もないので」

比嘉「私はやっぱり嫌かな~。"信用されてないのかな?"と思ってしまいます。パートナーに限らず、常識的に考えて"人の携帯を勝手に見るってどうなの?"と」

竹財「そうだよね。"見られてもいいけど、見るような人は嫌い"が正解かも(笑)」

比嘉「ただ、スマホを見たり見られることを愛情として捉える人もいるかもしれない」

竹財「僕は愛とは感じないな。がっかりしてしまう」

比嘉「そうだよね。自分がされて嫌なことはしないようにするのが一番!」

――もしもパートナーが、自分の友達と頻繁に連絡を取っていたら許せますか?

比嘉「うーん関係性によりますね。家族ぐるみの付き合いであれば気にならないかもしれないし...。昔、そのまた昔の話ですが、そういうことがあったような...。その頃は若かったこともあり、友達と彼が連絡を取り合っているのを見て、心がチクッとしました。"ふ~ん"って(笑)。まぁでも、コソコソしている感じがなければいいですけどね」

竹財「あまり気分は良くはないよね。何のために連絡取ってるの? なんで僕が仲間はずれにされてるんだろうって(笑)。でも、実際妻が僕の友人と連絡を取り合うことはありますけど、あまり気にはならないかな。比嘉さんが言ったように家族ぐるみの付き合いだし、妻も友達も信じている。僕は不安にならない環境にいるので、むしろ"仲良くしてくれて嬉しい"と思っちゃいますけど、文と和真の場合はワケが違いますから(笑)」


――ズバリ、浮気の境界線はどこだと思いますか?

比嘉「えーどこなんだろう? すごく難しいです。でも、やましい気持ちがある時点で、どうかな?とは思いますよね。行動ではなく気持ちが動いてしまったら、それはもう浮気。むしろ気持ちが持っていかれた方がつらいです。信頼を裏切るようなことをされたら、"ちょっと!"と思います」

竹財「僕もそう思います。今回のドラマで考えたら、文ちゃんが同僚の樋口(坂東龍汰)と関係が深くなっていくのは、気持ちがないから浮気だとは思わない。でも、和真は悪い! 文ちゃんを不安な気持ちにさせている時点でダメなんですよ。よく"相手を不安にさせるようなことを言わない=優しさ"って言いますけど、僕は彼を優しいとは思わないですね」

比嘉「和真に説教だね(笑)」

――恋愛に関して大事にしていることがあれば教えてください。

比嘉「なんだろうな~。ベタですけど"互いに思いやる心"ですかね。それがなくなったら一緒にいる意味がなくなるというか...。1人で生きていくという選択肢もあるのに、なぜ人と付き合ったり結婚したり家族になったりするのかを考えた時、自分に足りない"にぶんのいち"の部分を相手からもらいたいし、自分の持っているものを相手に分けてあげたいと思うことなのかなって。互いにそういう気持ちがなければ、恋愛する意味はないのかなと思います」

竹財「たしかに! 他人同士が一緒にいることの意味は、そこにあるのかもしれない」

比嘉「そのためにも、コミュニケーションをしっかり取って、自分の思いを伝えるようにするようにしています。悪いときはちゃんと謝る、嬉しいときは感謝の気持ちを伝えるように...。でも、実は私、相手にモヤモヤしたときは、意外と聞けないタイプなんですよ(笑)。本当に文ちゃんに似ています。自分の思いは伝えられるけど、相手への不安はいきなりぶつけても都合もあるだろうし...とかいろいろ考えちゃって様子を見ちゃう。なので、文ちゃん同様、心の声が激しいです(笑)」

竹財「僕は既婚者なので、妻とお互い大切にしていることは"相手を尊重すること"かな。個人の時間や趣味を尊重して容認し合うこと」

比嘉「要は縛らないということですね」

竹財「そうとも言うかな(笑)。お互いに、やりたいことを制限するのはちょっと違うかなと思うので」


――今回の作品を通して、「夫婦って、恋愛って難しいな」と感じることはありましたか?

比嘉「そうですね。恋愛や結婚生活は、うまく交わらないからこそ難しいのかもしれないと思いました。友達同士で束縛したりケンカすることはないけど、なぜか恋愛になるとそれが生じてしまう。自分自身の未熟さが出てしまうのはなぜだろうと。自分が達観してもっと大人だったら、相手の気持ちを汲んで穏やかでいい関係でいられると思いますが、恋愛となるとどうしても自我が出てしまったりして...。そういう抑えきれない思いがあるからこそ、難しいしややこしい(笑)。
太陽と月のように、人の心の中にも陰と陽というバランスがあると思っていて、だからこそ正反対の性格なのに惹かれ合うとか...そう考えるとどこか不思議で面白くて。恋愛って、目に見えない何かも影響しているのかな? と考えたりします。だからこそ恋愛って面白いなとも...」

竹財「いいね~語るね~(笑)。いや、僕も本当にそう思います!」

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

比嘉「この作品は、夫婦の難しさを疑似体験できるので面白いと思います。自分だったらどうしようとか、改めてパートナーに思いを巡らせたり...いろんなことを考えるきっかけになると思いますので、ぜひ観て頂きたいです!」

竹財「いろんな人の気持ちが描かれるので、ドラマを通して、恋愛について、人と人との絆について考えていただけたらと思います」


Hair&Make=奥原清一(suzukioffice) Styling=後藤仁子(比嘉)、竹財:Hair&Make=万希(ENISHI) Styling=大石裕介(竹財)

【比嘉愛未 プロフィール】
1986年6月14日生まれ。沖縄県出身。B型。映画「ニライカナイからの手紙」(2005年)で女優デビュー。主演作に、NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」(2006年)、「恋愛時代」(2015年)など。公開中の映画「大綱引の恋」にも出演している。

【竹財輝之助 プロフィール】
1980年4月7日生まれ。熊本県出身。O型。「仮面ライダー剣」(2004年)で俳優デビュー。主演作に「劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜」(2021年)、ドラマイムズ「年の差婚」(2020~2021年)など。

(取材・文/玉置晴子)

6月16日(水)深夜0時40分放送! ドラマParavi「にぶんのいち夫婦」第2話「疑惑のキス」の内容は...。


結婚記念日の準備を済ませ、和真(竹財輝之助)の帰りを待っていた文(比嘉愛未)。そこへ、今夜は帰れないと和真から連絡が入る。「本当に浮気しているの?」そんな疑いが消えない文は家を飛び出してしまう。
行く宛もなく家に戻った文を、和真は優しく迎え入れる。「信じていいよね...」そんな文の思いもつかの間、またしても和真に怪しい行動が...。ついに和真の浮気相手らしいアカウントを特定した文。そこに記されていた衝撃の内容とは!?



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