「実は男前女子」「前世は武士!?」女優・比嘉愛未の意外な素顔をインタビュー - NOSH(ナッシュ)
「実は男前女子」「前世は武士!?」女優・比嘉愛未の意外な素顔をインタビュー
富山、金沢、東京を舞台に、3姉妹と母の絆を描いた映画『カノン』で、主人公・岸本藍を演じた比嘉愛未さんのインタビュー後半戦!
前半では、物語の核となるピアノのシーンや、息ぴったりの恋人役を演じた桐山漣さんとの撮影秘話を語っていただきました。
後半では、大先輩でもある母親役・鈴木保奈美さんから受けた刺激について、また、まさかの「前世は武士!?」発言まで、気になる比嘉さんの素顔に迫りました!
Q:『カノン』で素晴らしい演技を披露している母親役・鈴木保奈美さんとの共演エピソードはありますか?
比嘉愛未(以下、比嘉):実は、全く話もしていないんです。保奈美さんは、この作品に入ったときから、監督以外、おそらく誰ともしゃべっていません。
撮影以外のところでも、保奈美さんは常に「お母さん」としていらっしゃいました。そうしないと辛いくらい、この役どころは難しかったんだと思います。
Q:アルコール性認知症を患っている役ですよね。
比嘉:そうです。演じるだけでは出せない空気感で、保奈美さんが来ることで、いい意味で現場がピリッとしました。
保奈美さんの役への覚悟を現場で感じるからこそ、私たちも引っ張っていってもらえました。いい刺激をいっぱい受けたので、その生き様も含めて、役者として大きなヒントを教えてもらったところがあります。
ただ、クランクアップしたときに、保奈美さんが「終わったあ~!」と笑顔になった瞬間はホッとしましたが(笑)。
Q:そんな完成作をご覧になって、いかがでしたか?
比嘉:できあがった作品を見たときに、希望を見出せました。辛いからこそ、人が一歩踏み出す勇気みたいなものを、最後の最後は描けていたんじゃないかなと感じる作品でした。
一番辛いことは、問題があってもそこから抜け出せないこと、自分が自分の傷に見てみぬふりをすることなんです。そうじゃなくて、問題にちゃんと向き合えば道が拓けてくるというメッセージは、すごくあると思っています。
女優という仕事をしていていつも思うのが、おこがましいかもしれないけど、私たちが心の栄養剤になれればいいな、って。
簡単に言うと、夢を与えるというようなことになってしまいますが、夢ではなくて、日々楽しいこと、辛いことがあるけど、辛いことだけじゃないんだよ、という気持ちを込めています。
Q:日々頑張っている比嘉さんと同世代のnosh読者に、ぜひメッセージをお願いします!
比嘉:自分の気持ちに嘘をつかなければ、どんなことでも大丈夫だと思います。どんな事柄でも一歩踏み出すことで見える景色は絶対にあるので、自分がそれを見たいか、見たくないかですよね。
とはいえ、私もいつも怖さはあるんですけど、それ以上に悔いなく生きたいと思っています。だから嘘をつきたくないし、無理だと思ってもとりあえずやってみる。その経験が自分の人生になっていくと思うので、逃げずに一緒にチャレンジしていきましょう!
Q:お話をお伺いしていると……もしかして、比嘉さんは男前女子ですか(笑)?
比嘉:です(きっぱり)。男前というよりも、もう前世は武士だと思います(笑)。話すと「ギャップがあるね~」と言われますが、バレちゃいましたか?でも、女優さんは皆さんサバサバしていますよね(笑)。(取材・文・写真:赤山恭子)
映画『カノン』は10月1日(土)より全国ロードショーです!
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