比嘉愛未さんインタビュー掲載
悲劇の場面を振り返って涙目に 比嘉愛未
救急医療の現場で奮闘する医師たちを描く「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THETHIRD SEASON(カンテレ=月曜後9・00)。好調な視聴率の中、18日に最終回を迎えるが、この人が演じる優秀な看護師”冴島はるかは、従来の“鉄の女”のイメージとはひと味違う姿を見せた。
医師の藤川(浅利陽介)の子供を妊娠。悩んだ末に産む覚悟をするが、直後に流産してしまう。「あのシトンはつらかった。経験のないことを表現するのが仕事ですが、ハードルが高過ぎて。演技が届かないもどかしさもありました」と、目を潤ませながら振り返る。
「コード・ブルー」は民放連続ドラマに初めて出演した作品。「冴島とともに成長していける。この作品は宝物です」と、思い入れも深い。うれしいのは、演技を見て「将来、看護師になりたい」という手紙が多く寄せられたこと。今では「看護師になった」という感謝の手紙やメールが届く。「夢をかなえた人たちから感謝されることで、私はパワーをもらいます。誠心誠意演じ切ることの大切さを改めて感じています」と笑みがこぼれた。
切り替えが苦手で役を引きずってしまう不器用さがあると、自己分析する。そのせいか、一つの作品が終わったら、必ず故郷の沖縄に帰るという。「自分に戻れる場所なんです」と、ほっとしたような表情を見せた。
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