#472 20170615 10:35
https://www.instagram.com/p/BVV4tnEhkGh/
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(得意げな比嘉愛未さん、格言を書いた看板、釣りをする比嘉愛未さん。釣りをする比嘉愛未さん動画)
“Change the way you see things, and the things you see will change” WAYNE DYER
物の見方を変えると、 見えるものが変わってくる。 By Wayne Dye
Wayne W.Dyer(1940-2015) ウェイン・W・ダイアーは、心理学者。 マズローの「自己実現」の 心理学を発展させた、 「新個人主義」の心理学の旗手。
著書『The Power of Intention』(邦訳『思い通りに生きる人の 引き寄せの法則』)など
映画『ザ・シフト』で知られる。
返信削除人間である以上問題の一つや二つあって当たり前と受け止め、
問題の有無を幸福の基準としない人こそ、
われわれが知るかぎり最も知的な人々である。
感情は物事の一つの反応として自ら選び取るものである。
…自分がこう感じたいと思うがままに感じられるようになれば、
やがてそれは「知性」へと続く道に出たことになる。
これまでの人生を振り返ってみるとわかることだが、
私たちは自分がやってしまった事柄については、ほとんど後悔の念を感じない。
辛い気持ちになるのは、たいてい自分がやらなかったことのせいである。
自分が満足しようとしてはじめて、相手にも満足を与えることができる。
自分が楽しくなければ、普通、相手もがっかりするものだ。
何という皮肉!一番他人の賛同を得そうな人は、
決して賛同を求めず、望まず、そんなことに心を奪われたりしない人なのである。
愛情というのは、
条件を課すことなく相手によって否応なしの状態を強いられることなく、
自由な状態でいることを許すような結びつきである。
自分が避けているものが何であれ、それに取り組むことだ。
不安に対する最善の対抗手段は行動なのである。
彼らは人を笑うのではなく、人とともに笑うのだ。
人生を笑うのではなく、あらゆるものを笑いの種として見るのだ。
【自分のための人生】より
自分のための人生
自分のための人生
ウエイン・W.ダイアー,
ウェイン・W・ダイアー 『自分のための人生』 | 本の中の名言・格言
http://wisewords.holly.holy.jp/?eid=238729
Wayne W.Dyer(1940-)
ウェイン・W・ダイアーは、心理学者。
マズローの「自己実現」の心理学を発展させた、
「新個人主義」の心理学の旗手です。
『自分のための人生』は、
心理学者であるアルバート・エリスの影響を強く感じる一冊。
本書の以下の言葉などは、エリスの“論理療法”の考え方とほとんど同じです。
自分自身の思考をコントロールでき、
さらにその思考から感情が生まれるとすれば、
感情に先立つ思考に働きかけることによって感情をコントロールできるはずである。
誰かに許してもらわないうちは、気分が落ち着かないというのなら、
自分の感情をその人たちに支配されているわけである。
確かに怒りは抑えるよりも発散させてしまったほうが健康的である。
しかし、健康的というなら怒りなど全然抱かないほうがもっと健康的である。
そもそもはじめから腹を立てなければ、怒りを爆発させるべきか、
あるいは抑えるべきか、などといって悩むこともないわけである。
このサイトで論理療法は以前にも紹介していますが、
簡単に説明しておきます。
論理療法とは、
「人を悩ませているのは出来事ではなくて、それについての思惑なのだ。」
と語った、ストア哲学者エピクテトスの考え方を心理学へ応用したもので、
・感情の前には思考がある。
・思考をコントロールすることで、感情をコントロールすることが出来る。
という前提で物事を捉え直す、とてもシンプルな考え方です。
思考のコントロールにおいて、
因習や過去の教育で作ってしまった、「~べき」「~はず」という非論理的思考、
“イラショナル・ビリーフ”を論破するということが、
論理療法の核になります。
つまり倫理的ではあっても、非論理的な思考「~べき」「~はず」という考え方を、
「~が望ましい」「~にすぎない」に変えることで、
怒りや不満などの感情のコントロールをしようというものです。
自己啓発物の書籍には、大抵どこかに同様の内容が出てきますので、
覚えておいて損はない考え方です。
ダイアーの考え方では、
幸福の中心点を、感情をコントロールする力、
“平静心”に置かれています。
心を他人に合わせなくていいとする個人主義的な考え方は、
一歩間違えると利己的に見えなくもないですが、
“他人や環境に求めない”という意味で、
“愛を奪う立場からの脱却”になっていると言えるでしょう。
『自分のための人生』は、
他人や環境に心を揺り動かされがちになっている人、
心が“粘着質”になっている人にオススメの一冊です。