2017年1月10日火曜日

01月10日(火) 「週刊朝日」 01月23日(月) 「MAQUIA」3月号 http://www.higamanami.com/media.html 01月10日(火) 「週刊朝日」 01月23日 (月) 「MAQUIA」3月号


比嘉愛未 朝ドラ以来、10年ぶりの“運命の役”に?


更新 2017/1/13 16:00

 将来の自分について迷っていたことや悩んでいたことがあるという比嘉愛未さん。あるとき、その答えが、空からすっと降りてきた。それは30歳の誕生日を迎えたときのこと。WOWOWのドラマ「本日は、お日柄もよく」の撮影現場で、大勢の共演者やスタッフに祝ってもらいながら、「迷っている場合じゃない、今は、仕事を頑張る時期だ」とはっきり自覚した。


「20代も後半になると、女性ってどうしても選択を迫られますよね。私の周囲でも、30の大台を目前にして、友達が突然バタバタッと結婚していったり、出産が続いたり。そういう変化に、自分自身も少しだけ焦った時期もあったんです。でも、このドラマを撮りながら、役のことが大好きになれたし、ものすごくいい作品に携われている実感もありました」


 そこまで一つの作品に没入できたのは、スピーチライターの成長物語を描いた役柄と、自分自身を重ね合わせた部分もあったのかもしれない。演出を担当したのは、「チルソクの夏」や「半落ち」、「夕凪の街 桜の国」などの社会派映画を手がけた佐々部清監督。比嘉さん自身、もともと佐々部監督のファンで、今回のドラマでの出会いは、「偶然じゃなくて、必然」だと思っているのだそう。


「ドラマでも映画でも、それを観た人が、“人間が確かにそこに存在している”という実感が得られるかどうかが、いい作品かそうでないかの基準だと私は思っているんです。佐々部さんの作品には、必ず登場人物それぞれに人間らしい静かな心の動きが感じられて、だから私は好きなんですが、今回のドラマでは、私も“こと葉”という役と一緒に成長できた。本当に、何年かに一度しか出会えない役だと思います。こんな経験ができたんだから、これからも頑張ろうと、心の支えになるような」


 NHK連続テレビ小説「どんど晴れ」でヒロインを演じたのが、ちょうど10年前の2007年、彼女が20歳のときだった。


「沖縄から上京して、初めて受けたオーディションが朝ドラでした。『どんど晴れ』も、私のターニングポイントになった作品です。でも、私は負けず嫌いなので(笑)、それを“ラッキーでした”とは言いたくない。今回のドラマと同じで、あの役との出会いは必然だったんです。『どんど晴れ』があったから、そのあとの10年を私は頑張れた。だから私にとって“運命の役”は10年周期でやってくるのかな、と今は思っています」


 口調はハキハキしていて、いかにも明朗快活な雰囲気だが、「それなりに揺らめいています。ただ、根っこはかなり頑固。周囲は“真っすぐだね”なんて言ってくれますけど(笑)」と性格を自己分析した。


「真っすぐで明るいだけだと、女優としては物足りないと思うので、揺らめく部分、言葉にできない複雑な部分も大切にしたい。30代、まだまだ成長できそうで楽しみです」


※週刊朝日 2017年1月20日号


更新 2017/1/13 16:00 週刊朝日

https://dot.asahi.com/wa/2017011100194.html

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雑誌の新聞 [雑誌別速報] 週刊朝日

http://www.zasshi.com/zasshiheadline/syuukanasahi.html
 Key・person/役との出会いが、未来への勇気をくれる
   ◆比嘉愛未/WOWOW「本日は、お日柄もよく」
 週刊朝日(2017/01/20), 頁:42




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